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位置情報連動型ビジネス調査報告書2012

[スマートフォンと位置情報の連携で加速するO2Oビジネス]

本書の概要

本調査報告書は、位置情報連動型ビジネスについてビジネスモデル、技術、ソーシャルメディアと位置情報の関係、O2O、海外動向、社会貢献活動、今後の展望などを網羅的に盛り込んでいる。

発売中

執筆者
関 治之
さかいとわこ
鈴木まなみ
発行所
株式会社インプレスR&D
判型
A4判
ページ数
174P
発行日
2011/12/21
価格
CD(PDF)+冊子版:本体価格68,000円+税
CD(PDF)版:本体価格58,000円+税
カテゴリー
位置情報
商品コード
16470
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本書の内容


iPhoneやAndroidなどスマートフォンの普及を背景にして、ナビゲーションやゲーム、タウン情報、ARなど幅広い位置情報ビジネスが登場し、国内海外ともに大手ソーシャルメディアが位置情報と機能を連携しており、さらなる盛り上がりを見せはじめている。さらにEコマース市場においても位置情報を利用したリアルビジネス連携(O2O:Online to Offline)が活発化しており、今後の位置情報ビジネスの鍵を握ってくるだろう。本調査報告書は、位置情報連動型ビジネスについてビジネスモデル、技術、ソーシャルメディアと位置情報の関係、O2O、海外動向、社会貢献活動、今後の展望などを網羅的に盛り込んでいる。

・位置情報連動型ビジネスのトレンドとバリューチェーン・FacebookやTwitter,mixiなどソーシャルメディアと位置情報について解説・位置情報ビジネスを8分類37サービスの解説及び分析を掲載・O2O(オンラインツーオフライン)といった、オンライン情報がオフラインの購買活動に影響を与えるといったが新しい動きとして出てきている。これを代表的な19の事例と共に解説する。

・社会貢献と位置情報の新しい取り組みについても解説・位置情報を支える技術や、今後の位置情報ビジネスの展望など「この1冊で位置情報ビジネスの全てがわかる」レポートである。

目次

第1章 位置情報連動型ビジネスの概要

1.1 位置情報連動型ビジネスとは何か
1.1.1 位置情報ビジネスのバリューチェーン
1.2 位置情報ビジネスの歩みと成長の背景
1.2.1 地図サービスのインターネット対応
1.2.2 地図やPOIのAPI公開
1.2.3 携帯電話のメディア化
1.2.4 グローバルでのスマートフォンの普及
1.2.5 位置情報ビジネスとソーシャルメディアの接近
1.2.6 加速するリアル連動
1.3 モバイルテクノロジーと位置情報
1.4 位置情報ビジネスの市場規模と利用動向
1.4.1 世界の位置情報ビジネスの市場規模
1.4.2 位置情報ビジネスの利用動向

第2章 ソーシャルメディアと位置情報の動向

2.1 ソーシャルメディアと位置情報ビジネスの動向
2.1.1 Facebook
■ Facebook Places
■ Facebook Deals
2.1.2 Google
■ Google LocalとGoogle Maps
■ Google Places
■ Google Latitude
■ Google+とGoogle+ページ
2.1.3 Foursquare
■ foursquare Pages
■ Lists
■ Radar
■ クーポンやクレジットカードとの連携ビジネス
2.1.4 Twitter
■ Twitter Places
2.1.5 mixi
■ mixi チェックインとmixiチェック
■ mixi タウン構想とmixiページ
■ mixi とTwitterの提携
2.2 ソーシャルメディアと位置情報の今後の展望

第3章 位置情報ビジネスの動向

3.1 位置情報ビジネスの分類
3.1.1 位置情報ビジネスの利用者数とサービス開始時期一覧
3.1.2 案内・地図サービス
■ Googleマップ(提供会社:Google)
■ Yahoo!ロコ(提供会社:ヤフー株式会社)
■ NAVITIME(提供会社:株式会社ナビタイムジャパン)
■ いつもNAVI(提供会社:株式会社ゼンリンデータコム)
■ 乗換案内(提供会社:株式会社ジョルダン)
■ 駅探(提供会社:株式会社駅探)
3.1.3 タウン情報サービス
■ iタウンページ(提供会社:エヌ・ティ・ティ番号情報株式会社)
■ 30min(提供会社:株式会社サンゼロミニッツ)
■ FWIX(提供会社:Fwix)
■ 食べログ(提供会社:株式会社カカクコム)
■ Yelp(提供会社:Yelp)
■ Foodspotting(提供会社:Foodspotting)
3.1.4 チェックイン系
■ mixi チェックイン(提供会社:株式会社ミクシィ)
■ Facebook Places(日本名ではFacebookスポット)(提供会社:Facebook)
■ Google Latitude(提供会社:Google)
■ Foursquare(提供会社:Foursquare)
■ ロケタッチ(提供会社:株式会社ライブドア)
■ RecoCheck(提供会社:株式会社リクルート)
■ SCVNGR(提供会社:SCVNGR)
3.1.5 ゲーム系
■ コロニーな生活(提供会社:株式会社コロプラ)
■ ケータイ国盗り合戦(提供会社:株式会社マピオン)
■ MyTown(提供会社:Booyah)
■ まちつく(提供会社:ジンガジャパン株式会社)
3.1.6 AR
■ セカイカメラ(提供会社:頓知ドット株式会社)
■ Layar
■ iButterfly Plus(提供会社:バタフライ・電通・D2C)
■ GnG(提供会社:クウジット株式会社)
3.1.7 シェア型サービス
■ Airbnb(提供会社:Airbnb,Inc)
■ Zipcar(提供会社:Zipcar,Inc)
■ NeighborGoods(提供会社:Sugar Packet,Inc)
■ タクトモ.COM(提供:株式会社スカイミント)
3.1.8 その他のジャンル
■ Zaarly(提供会社:Zaarly,Inc.)
■ Neer(提供会社:Qualcomm Services Labs Inc.)
■ Nike+(提供会社:NIKE)
■ giftee(提供会社:株式会社ギフティ)
■ Localmind(提供会社:Localmind, Corp.)
■ Ditto(提供会社:Pingpin, Inc. )

第4章 O2O(オンライン・ツー・オフライン)とローカルサービス

4.2 O2Oのビジネス事例
4.2.1 在庫情報をトリガーとした店舗への送客
■ eBay
■ Google Local ShoppingとGoogleShopping
■ aisle411
■ コレカモネット
■ KDDI×Retailigence
4.2.2 クーポンやポイントでの店舗への送客
■ Groupon Now!
■ AmazonLocalとFlow
■ Shopkick
■ Wrapp
■ スマポ
■ RecoCheck
■ ロケタッチ
■ TサイトアプリとTポイントアプリ
4.2.3 クチコミやシェアから店舗への送客
■ My Local WALLMART
■ Yahoo!ロコ
■ 食べログ
4.2.4 イベントやゲームやインセンティブで店舗へ送客
■ バーコードを利用した事例(Tesco:バーチャルスーパーマーケット)
■ チェックインを利用した事例(ギフトマシーン)
■ ゲームを利用した事例(コロプラ)
4.3 O2Oビジネスの今後の展望
4.3.1 O2Oビジネスの可能性
4.3.2 リアルとネットが融合していく決済プラットフォーム
■ Google WalletとGoogle Checkout
■ PayPal
■ Square
4.3.3 ローカルマーケティングとローカルアドへの影響拡大
4.3.4 地域ブランドの再興とマイクロ起業家の台頭

第5章 位置情報を支える技術

5.1 センシング
5.1.1 GPS
5.1.2 基地局測位
5.1.3 Wi-Fi 測位
5.1.4 IMES(Indoor MEssaging System)
5.1.5 その他の測位技術
5.2 デバイス
5.2.1 ケータイ(フィーチャーフォン)
5.2.2 スマートフォン
5.2.3 カーナビ
5.2.4 テレビ
5.3 データ
5.3.1 POI情報
5.3.2 地図情報
5.3.3 アクティビティデータ
5.3.4 クラウド型データベース
■ SimpleGeo
■ GeoIQ
■ SpatialDB
5.3.5 地理空間情報ソフトウェア
5.4 位置情報のフォーマット
5.4.1 GML(Geography Markup Language)
5.4.2 KML(Keyhole Markup Language)
5.4.3 WKT(Well-Known Text)、WKB(Well-Known Binary)
5.4.4 GeoJSON
5.4.5 GeoRSS
5.4.6 Geohash
5.4.7 GeoHex
5.4.8 PI(Place Identifier)

第6章 位置情報連動型ビジネスのマネタイズ手段

6.1 いろいろなマネタイズ手段
6.1.1 広告[純広告、ターゲティング広告、情報掲載料、アフィリエイト]
6.1.2 店舗向け管理費
6.1.3 成約手数料
6.1.4 ユーザー課金[利用料課金(定額制/従量制)、アプリ課金、ポイント・アイテム課金など]
6.1.5 リアル連動[チェックイン、店舗での購買、店頭でのタッチ、店舗への送客]
6.1.6 マーケティングサービス
6.1.7 その他の収益手段[データ/コンテンツ再販、リサーチなど]
6.2 位置情報連動型ビジネスの注意点
6.2.1 位置という物理制約要素をどのように使うのか?
6.2.2 位置情報の詐称に注意
6.2.3 プラットフォームの変化に乗り遅れない
■ モバイルOS
■ ゲームプラットフォーム
■ ソーシャルメディアのプラットフォーム
6.2.4 プライバシー侵害に気をつける

第7章 社会的課題と位置情報

7.1 3.11 地震対応で活躍した位置情報サービス
■ Google Crisis Response
■ 震災情報 東日本大震災-Yahoo!JAPAN
■ 東日本大震災協働情報プラットフォームALL311
■ OpenStreetMap Crisis Mapping
■ 通行実績情報マッシュアップ
■ sinsai.info
■ ボランティアインフォ
■ Pachube
■ 風@福島原発
7.2 社会的課題を解決するための位置情報サービス
7.2.1 地域の問題を可視化するサービス
■ Open311
■ SeeClickFix
■ FixMyStreet
■ Ushahidi

第8章 位置情報連動型ビジネスの将来

8.1 位置情報連動型ビジネス関連技術の将来展望
8.1.1 屋外と屋内測位のシームレス化
8.1.2 スマートフォンへの NFC チップ搭載
8.1.3 位置情報データの共有プラットフォーム
8.1.4 ビッグデータ
8.2 位置情報連動型ビジネスの将来展望
8.2.1 Pushリコメンデーション
8.2.2 O2O
8.2.3 位置情報を利用したデータベースマーケティング
8.2.4 スマートシティ
8.2.5 社会的課題解決
8.2.6 プライバシー
8.2.7 まとめ