本書の概要
本書は、2009年1月に、Salesforceのプログラミング開発を本格的に解説する日本初のレポートとして発行した『Salesforceプログラミングバイブル』を、2009年11月現在、Salesforceの最新バージョンとしてリリースされている「Salesforce CRM Winter '10」の操作画面に合わせて全面加筆・修正を行った改訂版となっています。
本書のポイント
- 「Salesforce CRM Winter’10」の操作画面に合わせて全面改訂!
- 「Force.com Sites」も詳説したセールスフォース開発・導入のための実践書
発売中
CD(PDF)版:本体価格58,000円+税
本書の内容
本書は、2009年1月に、Salesforceのプログラミング開発を本格的に解説する日本初のレポートとして発行した『Salesforceプログラミングバイブル』を、2009年11月現在、Salesforceの最新バージョンとしてリリースされている「Salesforce CRM Winter '10」の操作画面に合わせて全面加筆・修正を行った改訂版となっています。
ユーザーインターフェースや項目名の変更などに対応しているほか、「Salesforceプログラミングバイブル」発売後の「Salesforce CRM Summer '09」のアップデートで公開された、Salesforce上で不特定多数の人々に公開するためのWebサイトを構築できる新機能である「Force.com Sites」に関する詳細な解説を掲載。サイトの設定やデザイン、アクセス権の設定や注意点までを網羅しています。
また、旧版『Salesforceプログラミングバイブル』にも掲載していた、Salesforce上で任意の画面を構築するための仕組みであるVisualforceに関連する、カスタムコンポーネントやテンプレートなどの機能の説明も追加項目として掲載。付属のCD-ROMには、本文中に掲載したサンプルコードのデータを収録し、現場ですぐにご利用いただける内容となっています。
第1章 Salesforce開発ひとめぐり 1.1. 開発組織のアカウント作成 1.1.1. 運用組織と開発組織とSandbox組織 1.1.2. 開発組織の構築 1.2. Hello,World! 1.2.1. カスタム項目の作成 1.2.2. トリガの作成 1.2.3. 動作の確認 1.3. テストメソッドの作成とテスト 1.3.1. テストメソッドの作成 1.3.2. テストメソッドの実行 1.4. パッケージの作成とアップロード 1.4.1. パッケージの作成 1.4.2. パッケージの設定 1.4.3. パッケージのアップロード 1.5. Sandbox組織の準備とテスト 1.5.1. Sandboxの作成と更新 1.5.2. Sandbox組織へのログイン 1.5.3. Sandboxへのパッケージのインストールとテスト 1.5.4. インストール後の設定とテスト 1.5.5. パッケージのアンインストール 1.6. 運用組織へのインストール 1.7. その他のインストール方法の概要 1.7.1. APIを使ったリリース(antやForce.com IDE) 1.7.2. AppExchangeを使ったリリース 1.7.3. 管理パッケージを使ったリリース 第2章 ネイティブアプリケーション 2.1. ネイティブアプリケーションとは 2.2. カスタム項目 2.2.1. カスタム項目の作成 2.2.2. カスタム項目のデータ型 2.2.3. カスタム項目の詳細 2.2.4. 項目レベルセキュリティとページレイアウト 2.2.5. 追加した項目の確認 2.3. カスタムオブジェクト 2.3.1. カスタムオブジェクトの作成 2.3.2. カスタムオブジェクトの定義 2.3.3. カスタム項目の作成 2.3.4. カスタムオブジェクトの確認 2.4. 入力規則 2.4.1. 入力規則の作成 2.5. タブ 2.5.1. タブの種類 2.5.2. カスタムオブジェクトタブ 2.5.3. Webタブ 2.5.4. Visualforceタブ 2.6. カスタムアプリケーション 2.6.1. カスタムアプリケーションの作成 2.7. 画面のレイアウト 2.7.1. ページレイアウト 2.7.2. 関連リストのレイアウト 2.7.3. タブの検索レイアウト 2.7.4. その他のレイアウト 2.8. ビュー 2.8.1. ビューの編集 2.9. レポートとレポートタイプ 2.9.1. レポートタイプ 2.9.2. 単純なカスタムレポートタイプの作成 2.9.3. レポートの作成 2.9.4. レポートタイプに関連オブジェクトを参照する項目を追加 2.9.5. 参照元のオブジェクトを選択するレポートタイプ 2.10. Sコントロール 2.10.1. HTMLを表示するSコントロール 2.10.2. URLを指定するSコントロール 2.10.3. スニペット 2.11. Ajax ToolkitとSコントロール 2.11.1. Hello,Ajax Toolkit! 2.11.2. データの取得 2.11.3. レコードの新規登録 2.11.4. レコードの更新 2.11.5. その他の操作 2.11.6. 非同期通信 2.11.7. Ajax Toolkitの注意点 2.12. ボタンとリンク 2.12.1. 標準ボタンと標準リンクの上書き 2.12.2. カスタムボタンとカスタムリンク 2.12.3. OnClick JavaScript 2.13. トリガ 2.13.1. トリガの作成 2.13.2. その他、トリガについて 2.14. Visualforce 2.14.1. Hello,World! 2.14.2. 少し複雑なVisualforceの例 2.14.3. カスタムコンポーネント 2.14.4. テンプレート 2.14.5. Visualforceを使ったデータの更新 2.14.6. テスト 2.15. Force.com sites 2.15.1. Hello,Force.com sites 2.15.2. サイトのデザインを変える 2.15.3. アクセス権 2.15.4. Visualforceページでの作成例 2.15.5. Force.com sitesの注意点 第3章 クライアント連携 3.1. クライアント連携とは 3.2. DataLoader 3.2.1. DataLoaderの入手 3.2.2. セキュリティトークンの発行 3.2.3. DataLoaderでデータのダウンロード 3.3. C#での開発 3.3.1. ログイン 3.3.2. SOQLの実行 3.3.3. レコードの作成 3.3.4. WebServiceAPIの呼び出し 3.4. C#でのSOAP通信のTips 3.4.1. NULLと空文字列の扱い 3.4.2. 日付型や日付/時間型やチェックボックス型の扱い 3.5. その他のSOAP通信 第4章 オンデマンド連携 4.1. オンデマンド連携とは 4.2. オンデマンド連携でのログイン 4.3. SOQLの実行とレコードの作成 4.4. WebServiceAPIの呼び出し 4.5. PHPでのSOAP通信のTips 4.5.1. NULLと空文字列の扱い 4.5.2. PHP Toolkit13.0以降におけるfieldsToNull 4.5.3. 日付型や日付/時間型の扱い 4.5.4. WSDLが変更されない問題 4.6. その他の言語でのオンデマンド連携のログイン方法 第5章 Apex言語の文法 5.1. Salesforceの開発言語 5.2. ApexCodeの基本 5.3. 変数と代入 5.3.1. リテラル 5.3.2. 変数 5.3.3. 代入 5.3.4. 定数 5.4. コメント 5.5. クラスとメソッド 5.5.1. クラスのインスタンス化 5.5.2. メンバ変数やフィールドなどのインスタンスからの利用 5.5.3. メソッドのインスタンスからの利用 5.5.4. クラスの作成方法 5.5.5. メンバ変数とフィールド 5.5.6. メソッド 5.5.7. プロパティ 5.5.8. this変数 5.5.9. 静的メソッドと静的メンバ変数 5.5.10. トリガ 5.6. 基本データ型と型変換 5.6.1. 基本データ型 5.6.2. 型変換 5.7. 演算子 5.7.1. 算術演算子 5.7.2. 代入演算子 5.7.3. 関係演算子 5.7.4. 論理演算子 5.7.5. その他の演算子 5.8. その他のデータ型やクラス 5.8.1. SObject型 5.8.2. コレクション型 5.8.3. その他の型やクラス 5.9. 条件分岐 5.10. 繰り返し構文 5.10.1. 伝統的なforループ 5.10.2. Whileループとdo-whileループ 5.10.3. 特殊なforループ 5.11. SOQLクエリ 5.11.1. SOQLクエリの基本 5.11.2. SOQLにパラメーターを渡す 5.11.3. 動的SOQLクエリ 5.12. データ操作言語(DML)文 5.12.1. insert文 5.12.2. update文 5.12.3. delete文 5.13. トランザクションと排他処理 5.14. 例外処理 5.14.1. try-catch-finally文 5.14.2. throw文 5.15. 文法編の最後に 第6章 Salesforceの制限とtips 6.1. 実行ガバナと制限値 6.1.1. 実行できるSOQLクエリの回数 6.1.2. SOQLで得られるデータ数 6.1.3. DMLの実行回数と処理可能レコード数 6.1.4. スタックとヒープ 6.1.5. 変数型における制限 6.1.6. その他 6.2. 管理パッケージの最初のリリースに伴う諸問題 6.2.1. 項目やオブジェクトはリリース後に原則として変更できない 6.2.2. テキスト型の文字数もリリース後は変更できない 6.2.3. 選択リスト(複数選択)の表示行数 6.3. 管理パッケージのインストールにおける選択リスト値の扱い 6.4. オブジェクトの設計はSOQLの理解が必須 6.5. API要求数について 6.6. ApexCodeの試用環境とログ 6.7. デバッグログの保存 6.8. オブジェクトのID 6.9. 管理パッケージを使うかどうかは最初に決める 6.10. 日本語版Salesforceの問題点 6.11. ApexClassはインスタンス化可能 6.12. Force.com IDE 6.13. Visualforceページでホスト名の取得 6.14. 直接開発したVisualforceページが利用するコントローラ 6.15. バックアップとリストア 6.16. トリガや入力規則、必須条件が無視されることがある 6.17. 中間レコードが大量となるSOQLクエリ |