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欧州スマートグリッドの最新動向2013

[Metering Billing/CRM Europe 2012から見た市場分析]

本書の概要

本書は、「Metering Billing/CRM Europe 2012」での取材をもとに最新の欧州スマートグリッド市場を分析したレポートです。
重要でありながら実態をとらえにくい欧州におけるスマートグリッドの動向を俯瞰するために必要な情報を提供することを目的としています。さらに、2012年10月9日から11日までオランダのアムステルダムで開催された「Metering Billing/CRM Europe 2012」での取材結果を踏まえ、豊富な写真とともに、欧州を中心に活躍するスマートグリッドの重要プレイヤーの最新動向も整理しています。
 

本書のポイント

  1. 本書から欧州におけるスマートグリッド導入から得られた教訓や、今後の日本にも影響を与えそうな最新動向についての知見を得ていただけ、今後の国内外におけるビジネス拡大のヒントとして有用となる一冊です。

発売中

執筆者
新井宏征
インプレスSmartGridニューズレター編集部 【著】
発行所
株式会社インプレスR&D
判型
A4判
ページ数
146P
発行日
2012/12/28
価格
CD(PDF)+冊子版:本体価格95,000円+税
CD(PDF)版:本体価格85,000円+税
カテゴリー
スマートグリッド
商品コード
16556
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本書の内容

本書は、「Metering Billing/CRM Europe 2012」での取材をもとに最新の欧州スマートグリッド市場を分析したレポートです。
スマートメーターの活発な導入が進む一方、すでにさまざまなスマートグリッド関連のプロジェクトが立ち上がっている欧州は、日本にとって重要な市場でありながら、関連する情報を得るのは容易ではありません。これについては、特に次の3つの問題点を指摘できます。
 (1)欧州のスマートグリッド関連の情報源(ニュースサイト等)が少なく、報道は米国寄りのものが多い。 (2)一口に「欧州」といっても、EU加盟国だけで27カ国あり、それぞれの国で独自の取り組みが行われているため、欧州全体を俯瞰することが難しい。 (3)欧州におけるスマートグリッドに関連する政策の整備は、それぞれの国だけではなく、EU全体で策定されるものもあるため、その背景は複雑になっており、把握するのが難しい。

本書は、重要でありながら実態をとらえにくい欧州におけるスマートグリッドの動向を俯瞰するために、上記のうち、3つの問題点を解決するために必要な情報を提供することを目的としています。さらに、2012年10月9日から11日までオランダのアムステルダムで開催された「Metering Billing/CRM Europe 2012」での取材結果を踏まえ、豊富な写真とともに、欧州を中心に活躍するスマートグリッドの重要プレイヤーの最新動向も整理しています。
本書から欧州におけるスマートグリッド導入から得られた教訓や、今後の日本にも影響を与えそうな最新動向についての知見を得ていただけ、今後の国内外におけるビジネス拡大のヒントとして有用となる一冊です。

目次

欧州スマートグリッドの最新動向2013

1.1 欧州におけるスマートメーター導入に影響を与えた指令
1.2 欧州各国におけるスマートメーター導入状況
1.3 主要国におけるスマートメーターとスマートグリッドの取り組み
1.3.1 オランダにおけるスマートメーターとスマートグリッドの取り組み
〔1〕2度にわたる、スマートメーター導入に関する費用対効果分析
〔2〕2段階のスマートメーター導入スケジュール
〔3〕オランダ国内でのスマートメーター仕様標準化
〔4〕オランダにおけるスマートメーター関連プロジェクト
〔5〕EnecoによるToon
〔6〕OxxioによるMijn Oxxio
1.3.2 アイルランドにおけるスマートメーターとスマートグリッドの取り組み

第2章 Metering Billing/CRM Europe 2012から見る欧州スマートグリッドの最新動向

2.1 「Metering Billing/CRM Europe 2012」概要
2.2 メータリング・バリューチェーンから見るスマートグリッドの着眼点
2.3 スマートメーター分野の最新動向
2.4 コンセントレータ分野の最新動向
2.5 ソフトウェア(MDM/HEMS)分野の事業者動向

第3章 欧州における標準化および各種団体の動向

3.1 スマートメーターを取り巻く標準化─DLMSとOSGP
3.1.1 DLMS/COSEM
3.1.2 OSGP
3.2 PLCに関する業界団体の動向

第4章 欧州におけるスマートグリッドの動向と日本への示唆

4.1 欧州におけるスマートグリッド導入の注目点と日本への示唆
4.1.1 今後のPLC規格の動向
4.1.2 今後のOSGPの普及動向
4.2 東京電力のスマートメーターに関するEchelonの意見
4.2.1 OSGPの採用を推薦
4.2.2 HEMSでの通信方式に関する意見
4.3 ユーザーにとって必要な機能を見極める:Smart Bills、Opowerの例

第5章 欧州最大のスマートメーター展「Metering Billing/CRM Europe 2012」ハイライト

5.1 「Metering Billing/CRM Europe 2012」開催状況
5.2 「Metering Billing/CRM Europe 2012」での注目すべき企業と製品
5.2.1 2N TELEKOMUNIKACE(チェコ共和国)
5.2.2 米CURRENT社のデータコンセントレータ「Model9710」
5.2.3 中国HEXING Electrical社のデータコンセントレータ「HXET-100」と
スマートメーター「HXE310」
〔1〕データコンセントレータ「HXET-100」
〔2〕スマートメーター「HXE310」
5.2.4 スペインCircutor社のスマートメーター「CIRWATT 212-ES4A-BFB13」
5.2.5 フランスのサジェムコム(Sagemcom)の「CX2000-9」と「Sagemcom CX1000-6ES」
〔1〕三相式スマートメーター「CX2000-9」
〔2〕OFDM単相式のスマートメーター「Sagemcom CX1000-6ES」
5.2.6 米GEエナジー(GE ENERGY)のスマートメーター「SGM1100」
5.2.7 スペインORBIS(オービス)の多機能・単相電力メーター「DOMOTAX」
5.2.8 スイスLandis+Gyr(ランディスギア)「E450」と「E350」
〔1〕統合PLCモデムを備えた高度家庭用メーター「E450」
〔2〕新世代のモジュール型メーター「E350」
5.2.9 米Itron(アイトロン)社のスマートメーター「EM410i」と「ACE4000」
〔1〕PLC PRIME対応のスマートメーター「EM410i」
〔2〕米Itron(アイトロン)社のスマートメーター「ACE4000」
5.2.10 中国Wasion Group(ワショングループ)の
単一多機能スマートメーター「iMeter 100」
5.2.11 イタリアAPSystems社のデータコンセントレータ「CERCO1」
5.2.12 トルコELEKTROMEDの三相電力スマートメーター「EC15A」
5.2.13 米Cisco(シスコ)の「CGR1240」と「CGR 2010」
〔1〕屋外用(Outdoor Pole Mount)の「CGR1240」
〔2〕Cisco(シスコ)の2010 Connected Grid Router「CGR 2010」
5.2.14 中国HUAWEI(ファーウェイ)のコミュニケーションHUB「DE6600」
5.2.15 韓国Nuri Telecomのサブ1G帯(800MHz)、ZigBee対応のスマートメーター
5.2.16 Renesas Electronics のスマートメーターソリューション