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従来型DCを凌駕する勢いのハイパースケールDCと ネットワーク・IXで差別化する都市型DC 『データセンター調査報告書2021』 2月26日発行

2021.02.18
調査結果

インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)のシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は、新産業調査レポート『データセンター調査報告書2021[従来型DCを凌駕する勢いのハイパースケールDCとネットワーク・IXで差別化する都市型DC]』(https://research.impress.co.jp/dc2021)を2021年2月26日(金)より発売いたします。

本書は、インプレスの専門メディア『クラウド&データセンター完全ガイド』による監修のもと、データセンターの市場動向、サービス動向、テクノロジー動向、データセンター事業者の意向、ユーザー企業の利用動向などをまとめた調査報告書です。2007年に第1回目のレポートを発行し、今年で14回目を迎えました。

近年における国内データセンターの状況は、クラウド利用が拡大するにつれて超大規模といえるハイパースケールデータセンター(DC)が増加する一方で、都市型DCも大規模化しつつ、接続性・ネットワークの多様化・強化による差別化が図られています。

2つある大規模化の一方の背景は、メガクラウドニーズに対応できるハイパースケールDCの新設が加速していることです。また、参入する・しようとしている不動産・ファンド系である新規のデータセンター事業者が増えつつあることもトレンドです。大規模化のもう1つの背景は都市型DCにおける大規模化です。現時点でデータセンターを新設するためにはクラウドに対抗できる優位性を持たせる必要があり、大規模化はデータセンター本来のメリットである「集積によるスケールメリット」を志向した動きによるものです。その結果、都市型DCの新設数自体は減少傾向にあり、老朽化データセンター対策をどう刷新するかにおいての選択肢として、中小規模のデータセンターにおいてもDC in DC採用が手法として選ばれるケースが徐々に増えてきています。

差別化トレンドである接続性・ネットワークについては、日本の主要IX(インターネットエクスチェンジ)事業者のうちいくつかが、東京や大阪に加えて千葉県印西市や福岡市、仙台市など各地の主要都市に接続拠点を設置、拡大するという多地域展開を図っていて、その受け皿として各地の大電力対応をはじめとする現代的なスペックの「地域基幹」とも呼べる最新データセンターが選ばれることで、より地域単位での集約化が進むと見られています。また、データセンター事業者同士が提携することで、メガクラウド直接接続やモバイル5G、金融業・FinTech対応を図る提携事業者間のデータセンター相互接続といった差別化も見られます。

このような中、本書では近年の国内データセンター新設トレンド、地域ごとの動向、データセンター事業者とユーザー企業調査などから、従来型DCを凌駕する勢いのハイパースケールDCとネットワーク・IXで差別化する都市型DCの動向を中心に分析しています。また、データセンターカオスマップ(業界マップ)、国内の新設データセンター地図・地域別の全商用データセンター地図と全一覧、IX地図を収録しています。

その他、大規模停電によるデータセンター停止事故や設定ミス、データ消失、復元に手間取るといった特徴的で示唆に富んだ事故事例一覧を解説とともに収録。事故を未然に防止するための網羅的な事例・教訓を解説とともに収録しています。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大局面におけるデータセンター事業者各社を対象としてインタビュー調査を実施して、各社のデータセンター事業へ与えた影響、事業継続のための各種対策、課題、今後の方針を調査結果としてまとめています。

その他、データセンター事業者を対象としたサービス・施設状況についての現状・意向調査、ユーザー企業におけるITインフラ利用の現状・意向調査の2つにより、提供側と需要側の両面からアンケート調査してその結果を掲載しています。

巻末付録として、市町村別の国内全商用データセンター一覧(1000件弱)と国内商用データセンターサービス一覧(179事業者)を掲載しています。加えて、「データセンターサービス分析」では、国内で提供されているデータセンターサービス市場について各種スペックやサービス提供料金を多角的に分析しています。

本書は、2000年の初回発行以来、クラウド&データセンター完全ガイドが蓄積してきた資料・データや知見をもとに、過去から現在に至るデータセンター市場・産業の変遷から将来に向けた動向予測までを網羅しています。データセンター事業者がデータセンター新設・営業戦略を立案する上で有用なデータと分析、最良の情報と示唆を提供します。

[新設データセンターに関する注目の調査結果]
■2024年にはハイパースケール型がリテール型を累積ラック数で逆転

新設されたデータセンターについてラック数を年次で集計し、その規模において超大規模であるハイパースケールDC型とラック小売りをベースとするリテール型DCに分けて累積ラック数を比較すると、2020年時点ではリテールがハイパースケールの約2倍のラック規模ですが、2024年末にはハイパースケールがリテールを逆転、凌駕すると予測しています。ハイパースケールDCは、今後の急伸が予想され、既存各社の新設予定に加えて、大手ロジスティクスパーク事業を抱える国内大手が2020年に新規参入しただけでなく、今後は同業界・外資系・ファンド系などの事業者が国内ハイパースケールDC市場へ参入すると予測できることが、国内ハイパースケールDCが急伸する背景です。

【図表1 ハイパースケールDC型・リテール型 それぞれの累積ラック数(2012年~2028年)】

出所:インプレス推計
【図表1 ハイパースケールDC型・リテール型 それぞれの累積ラック数(2012年~2028年)】


■国内の全商用データセンター日本地図・地域別地図、IXマップを収録
本書では、国内の全商用データセンターの立地状況を一覧表、及び地図にマッピングして整理しています。近年の新設データセンターに加え、1000件弱の全商用データセンターを7地域、及び主要10都市に分けて字名・地番レベルで地図上にマッピング。大都市近郊型ハイパースケールデータセンターの建設状況などが把握できます。

 

【図表2 2020年新設、及び2021年以降に新設予定のデータセンター立地状況】

出所:「白地図」(国土地理院) をもとにインプレスデータを用いて作成
【図表2 2020年新設、及び2021年以降に新設予定のデータセンター立地状況】

 

【図表3 東京都の全データセンター立地状況(建設中含む)】

出所:「白地図」(国土地理院) をもとにインプレスデータを用いて作成

【図表3 東京都の全データセンター立地状況(建設中含む)】
   

【図表4 彩都(左)とけいはんな(右)のデータセンター用地(計画中も含む)】

出所:「電子地形図(タイル)」(国土地理院) をもとにインプレス作成
【図表4 彩都(左)とけいはんな(右)のデータセンター用地(計画中も含む)】

 

[データセンター事業者における現状・意向調査 注目の調査結果]
■新型コロナウイルス感染症の拡大以降、クラウドへの引き合いが増加

新型コロナウイルス感染症の拡大以降(概ね2020年3月以降)の引き合いの数(問い合わせ・新規受注)について前年比で尋ねたところ、ハウジング、クラウドともに「前年並み」が6割ほどを占めていますが、「大きく増加した」「増加した」合計はハウジングの13%に対してクラウドは24%となっており、クラウドへの引き合いが多い状況です。新型コロナウイルス感染症への対応でオンライン化をすぐに用意しなければならないため、手軽に導入できて納期も短いクラウドで実現したユーザー企業が多かったと見られます。

【図表5.新型コロナウイルス感染症の拡大以降のDC事業者の引き合い数への影響】

 【図表5.新型コロナウイルス感染症の拡大以降のDC事業者の引き合い数への影響】


<<調査概要>>

調査目的 データセンターサービス提供事業を運営する企業に対して、大手クラウドサービスとの連携やパブリック/ハイブリッド/ホステッドプライベート/SaaSといったクラウドサービスとVDIサービスの提供状況、ファシリティ保有状況と今後の調達意向、今後の事業の方向性や戦略(投資状況や今後の事業継続性)などについての動向把握
調査対象 株式会社インプレスが発行する国内唯一の専門媒体「クラウド&データセンター完全ガイド」が保有しているデータセンターサービス179事業者の担当者
調査方法 対象者にメールを送付し、Web上のアンケートフォームへ誘導
有効回答数 58社
調査期間 2020年9月29日~10月14日
調査企画・実施 株式会社インプレス インプレス総合研究所/クラウド&データセンター完全ガイド 

 

■ITインフラのユーザー企業への現状・意向調査

調査目的 ITインフラのユーザー企業におけるデータセンター及びクラウドサービスの利用動向把握
調査対象 株式会社インプレスの媒体/サービスである「IT Leaders」(https://it.impressbm.co.jp/)などの読者、セミナー・イベントなどの事前登録者・来場者の中のユーザー企業
サンプリング条件 業種:ITインフラのユーザー企業、顧客のためにデータセンターを検討する企業
役職:勤務先においてデータセンターの選定や決定に関与する個人
調査方法 対象者にメールを送付し、Web上のアンケートフォームへ誘導
有効回答数 196人
調査期間 2020年10月21日~11月4日
調査企画・実施 株式会社インプレス インプレス総合研究所/クラウド&データセンター完全ガイド 


<<調査報告書の製品形態、及び販売に関するご案内>>
書名  :データセンター調査報告書2021
    [従来型DCを凌駕する勢いのハイパースケールDCとネットワーク・IXで差別化する都市型DC]
監修     :クラウド&データセンター完全ガイド
編         :インプレス総合研究所
発行所    :株式会社インプレス
発売日    :2021年2月26日(金)<予約受付中>
価格     :CD(PDF)版 160,000円(税別)
     CD(PDF)+冊子版 170,000円(税別)
判型     :A4判
ページ数:424ページ
ISBN  :CD(PDF)+冊子版 978-4-295-01070-8 
詳細、ご予約は右よりご覧ください。https://research.impress.co.jp/dc2021
   

以上

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【株式会社インプレス】 https://www.impress.co.jp/
シリーズ累計7,500万部突破のパソコン解説書「できる」シリーズ、「デジタルカメラマガジン」等の定期雑誌、IT関連の専門メディアとして国内最大級のアクセスを誇るデジタル総合ニュースサービス「Impress Watch」等のコンシューマ向けメディア、「IT Leaders」、「SmartGridニューズレター」、「Web担当者Forum」等の企業向けIT関連メディアブランドを総合的に展開、運営する事業会社です。IT関連出版メディア事業、及びデジタルメディア&サービス事業を幅広く展開しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」「学術・理工学」「旅・鉄道」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービス及びソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

【本件に関するお問い合せ先】
株式会社インプレス 広報担当:丸山
TEL:03-6837-5034 E-mail: pr-info@impress.co.jp URL: https://www.impress.co.jp/

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2021.02.18