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世界の電子ブックリーダー調査報告書2011

[タブレット端末で激変する業界の最新動向と66機種の全仕様]

本書の概要

タブレット端末の躍進による電子ブックリーダーの概況と今後の予測とともに、端末の低価格化や撤退する企業など、激変した最新の業界動向を徹底解説する。また、iPad、Kindle 3、nook color、Galaxy Tab/S、Galapagos、PRS-350/650など、最新の電子ブックリーダーの解説と世界で発売されている電子ブックリーダー66機種のスペック一覧表を掲載する。また、CES2011での電子ブックリーダーの動向も解説する。

発売中

執筆者
藤原隆弘
発行所
株式会社インプレスR&D
判型
A4判
ページ数
264P
発行日
2011/01/25
価格
CD(PDF)+冊子版:本体価格68,000円+税CD(PDF)版:本体価格58,000円+税
カテゴリー
電子書籍
商品コード
16392
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本書の内容

アマゾン、アップル、グーグルなど米国での電子書籍の市場拡大が、国内にも波及し電子書籍市場が注目されている。また、電子書籍や電子コンテンツを読むための電子ブックリーダー市場も、Kindleのような専用端末だけでなく、iPadなどのタブレット端末も登場することで、市場が大きく変化してきた。

そこで、タブレット端末の躍進による電子ブックリーダーの概況と今後の予測とともに、端末の低価格化や撤退する企業など、激変した最新の業界動向を徹底解説する。また、iPad、Kindle 3、nook color、Galaxy Tab/S、Galapagos、PRS-350/650など、最新の電子ブックリーダーの解説と世界で発売されている電子ブックリーダー66機種のスペック一覧表を掲載する。また、CES2011での電子ブックリーダーの動向も解説する。

また、本書は、2010年1月に発売した『世界の電子ブックリーダー調査報告書2010』の改訂版であり、紹介する機種数は、昨年の34機種から、今年は66機種と、約2倍の端末の仕様をまとめる。内容としては、

  • 2010年の端末動向と今後の予測
  • 電子書籍/電子コンテンツリーダーの定義と特徴
  • 欧州、米国、日本、韓国、中国、台湾における電子書籍市場の動向
  • 電子書籍/電子コンテンツリーダーの見極め要素とスペックの読み方
  • 電子書籍/電子コンテンツリーダー代表機種(電子ブックリーダー、機能が充実した汎用端末、電子ブックリーダーに近い特定用途向け端末、CES2011で発表された端末)
  • 世界の電子ブック/電子コンテンツリーダーのスペック(66機種)
  • フォーマットとDRM、配信の仕組み
  • 電子ペーパーやカラー液晶を取り巻く環境と課題の最新動向

など、タブレット端末で激変する業界の最新動向を徹底解説する。

本レポートは、出版社の営業部門、経営企画部門、電子出版部門/電子書籍コンテンツプロバイダー/電子ブックリーダー開発会社の営業部門、企画職、開発部門/DRMソリューション提供企業/新聞社、通信社など、電子書籍に携わる人にとって必須の情報を網羅している。
 

はじめに

第1章 電子書籍/コンテンツリーダーの定義と特徴
1.1 電子書籍/コンテンツリーダーとは
1.1.1 読むことを主とする専用端末
1.1.2 海外ではイーリーダー(eReader)と呼ばれるようになってきた
1.1.3 電子書籍/コンテンツリーダーの位置づけと他との違い
1.2 電子書籍/コンテンツリーダーの機能と特徴
1.2.1 読むための機能
1.2.2 書き込むための機能
1.2.3 調べるための機能
1.2.4 コンテンツ提供者に役立つ機能
1.2.5 主に使われる通信環境によって何が変わるのか
1.2.6 液晶と電子ペーパーの違いで何が変わるのか
1.2.7 電子ペーパーが苦手とする具体的機能

第2章 世界の電子書籍と業界の動向
2.1 世界の電子書籍と業界の動向
2.1.1 ヨーロッパにおける電子書籍と業界の状況
2.1.2 米国における電子書籍と業界の状況
2.1.3 日本における電子書籍と業界の状況
2.1.4 韓国における電子書籍と業界の状況
2.1.5 中国における電子書籍と業界の状況
2.1.6 台湾における電子書籍と業界の状況
2.2 2010年と今後の市場規模および施策
2.2.1 世界、米国、日本における市場規模
2.2.2 事業の見直し・撤退が続出した2010年
2.2.3 「過度な期待とピーク期」を脱するための施策

第3章 端末の見極め要素とスペックの読み方
3.1 電子書籍/コンテンツリーダーの紹介にあたって
3.2 見極め要素とスペックの読み方
3.2.1 重さと本体サイズ
3.2.2 表示パネル
3.2.3 液晶、電子ペーパー、紙を写真で比較する
3.2.4 ページめくり速度
3.2.5 タッチスクリーン
3.2.6 画面サイズ
3.2.7 解像度と画素数
3.2.8 無線通信機能
3.2.9 マルチメディア放送などの放送波

第4章 電子書籍/コンテンツリーダー専用端末
4.1 電子書籍/コンテンツリーダー[専用端末]
4.1.1 ソニー Reader Pocket Edition PRS-350 US版
4.1.2 アマゾン Kindle3 (3G + Wi-Fi)
4.1.3 バーンズアンドノーブル nook color
4.1.4 ブッキーン(BOOKEEN) Orizon
4.1.5 アスース(ASUS) Eee Reader DR900
4.1.6 エンドレスアイディア BeBook Club
4.1.7 コボ Wireless eReader
4.1.8 アイリバー Cover Story WiFiモデル
4.1.9 サムスン E60
4.1.10 ネオルクス NUUT3
4.1.11 スプリングデザイン Alex(アレックス)
4.1.12 エントレージシステムズ Pocket eDGe
4.1.13 パンデジタル Novel Color Multimedia eReader
4.1.14 KDDI au biblio leaf SP02
4.1.15 フォックスイット ジャパン eSlick
4.1.16 ベンキュー(BenQ) nReader K60
4.1.17 シャープ GALAPAGOS EB-W51GJ
4.2 電子書籍/コンテンツリーダー[専用端末]一覧

第5章 電子書籍も読める汎用端末と特定用途端末
5.1 電子書籍も読める汎用タブレット端末
5.1.1 アーコス(ARCHOS) 101 Internet Tablet
5.1.2 アップル iPad
5.1.3 サムスン Galaxy Tab
5.1.4 東芝 libretto W100
5.1.5 オンキヨー TW217A5
5.1.6 マウスコンピューター LuvPad AD100
5.1.7 クリエイティブ ZiiO 7"
5.1.8 カマンジ FM600
5.2 電子書籍/コンテンツリーダーに近い特定用途端末
5.2.1 ケーエヌオー(Kno)The Kno
5.2.2 アスース Eee Note EA800
5.2.3 フィッシャープライス iXLラーニングシステム
5.2.4 ブィテック(vtech) V.Reader Readding System
5.2.5 アイプテック (AIPTEK) story BOOK inColor
5.3 汎用端末と特定用途端末 一覧

第6章 期待される将来の端末とCES2011レポート
6.1 発売前の未確定端末
6.1.1 ハンボン Hanvon Color WISEreader
6.1.2 ハンボン モノクロ高精細 WISEreader
6.1.3 クアルコム Mirasol (ミラソル)
6.1.4 リクアビスタ LiquavistaColor
6.1.5 Vivitek 8.2インチe-Reader (デルタ電子製)
6.1.6 ニュースフレックス (NewsFlex) OrigamiReader
6.1.7 ノーションインク(NotionInk)Adam
6.1.8 富士通フロンテック 新FLEPia
6.2 2011 International CESレポート

第7章 フォーマットとDRM、配信の仕組み
7.1 フォーマットとは
7.1.1 フォーマットが異なると何が変わるか
7.1.2 リフロー
7.2 電子書籍/コンテンツリーダーのフォーマット
7.2.1 MOBIPOCKET (MOBI)
7.2.2 アマゾンKindle (AZW)
7.2.3 EPUB
7.2.4 HTMLおよびXHTML
7.2.5 PDF
7.2.6 XMDF
7.2.7 次世代XMDF(XMDF3.0)
7.2.8 .BOOK(ドットブック)
7.2.9 BBeB
7.3 各フォーマットの特長とトレンド
7.3.1 各フォーマットの特長
7.3.2 フォーマットのトレンド
7.4 電子書籍/コンテンツリーダーとDRM暗号化
7.4.1 主要端末に使われているDRMとその特長
7.4.2 DRMのトレンド
7.5 配信の仕組みと電子書店
7.5.1 配信プラットフォームとは
7.5.2 電子書店とは
7.5.3 配信プラットフォームと電子書店の関連
7.5.4 電子化登録サービスと電子取次ぎ
7.6 電子取り次ぎや電子書店を行う企業[国際編]
7.6.1 オーバードライブ OverDrive
7.6.2 イングラム Ingram Digital
7.6.3 リブレデジタル LibreDigital
7.6.4 スキッフ Skiff
7.6.5 シムティオ Symtio
7.6.6 フィードブックス feedbooks
7.6.7 ベーカーアンドテーラー Baker and Taylor
7.6.8 ブックスオンボード Books on Board
7.6.9 アマゾン Amazon Kindleストア
7.6.10 バーンズアンドノーブル Barnes and Noble
7.6.11 コボ kobo
7.6.12 ボーダーズ
7.6.13 ソニー Reader Library
7.6.14 アップル iBook Store
7.6.15 グーグル Google eBooks
7.6.16 ETI ebook technologies
7.6.17 モビポケット MOBIPOCKET
7.6.18 eBooks.com
7.6.19 ディーゼルブックス Diesel eBooks
7.6.20 ハーレクイン eHarlequin.com
7.6.21 ウォーターストーンズ Waterstones.com
7.6.22 WHスミス WHSmith
7.6.23 フィクションワイズ Fictionwise
7.6.24 オーディブル audible.com
7.6.25 ジニオ zinio
7.6.26 イーマガジン eMagazines
7.6.27 コーススマート CourseSmart
7.6.28 テキストブックス textbooks.com
7.6.29 ニュースペーパーダイレクト NewspaperDirect
7.6.30 ネットライブラリ NetLibrary
7.6.31 アイレックス iDS
7.6.32 ディストリリード DistriRead
7.6.33 インターリード Coolerbooks
7.7 電子取り次ぎや電子書店を行う企業[国内編]
7.7.1 2Dfacto by honto
7.7.2 TSUTAYA GALAPAGOS
7.7.3 LISMO Book Store
7.7.4 ソニー Reader Store
7.7.5 ソフトバンク ブックストア
7.7.6 ビューン
7.7.7 マガストア
7.7.8 電子文庫パブリ
7.7.9 ボイジャーストア
7.7.10 パピレス
7.7.11 ebookjapan
7.7.12 ビットウェイブックス
7.7.13 青空文庫
7.7.14 国立国会図書館
7.7.15 富士通 ふれっぴ屋
7.7.16 その他の電子書店と今後

第8章 電子ペーパーを取り巻く環境と課題
8.1 電子ペーパーを採用するメーカー
8.1.1 イーインクを採用するメーカー
8.1.2 サイピックスを採用するメーカー
8.1.3 ブリヂストンを採用するメーカー
8.2 端末の開発プラットフォーム
8.2.1 丸文 amethyst (アメジスト)
8.2.2 フォックスイット ウィンドミル (Foxit Windmill)
8.2.3 ディットーブック DITTO(ディットー)
8.3 技術的な課題
8.3.1 動画
8.3.2 カラー
8.3.3 バッテリー
8.3.4 タッチスクリーン方式と画面の鮮明度
8.3.5 残像とページフラッシュの問題
8.3.6 電源オフから瞬時に見たいページが見られること
8.3.7 ゆがみ強度と曲がるディスプレイ
8.3.8 画面の縁を少なくする技術

索引