本書の概要
この『電子出版ハンドブック2011』は、インプレスR&Dインターネットメディア総合研究所がこれまで発行してきた電子書籍関連の調査報告書の中から、ビジネスの基本となる情報をピックアップし、再編集してまとめたものです。昨年12月に創刊した電子出版イノベーションをテーマにした電子雑誌『OnDeck』の記事や、今回初めて調査した内容も一部付け加えており、この1冊で電子出版ビジネスの全体像を見通せるように構成した。
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本書の内容
日本の電子出版業界は、昨年から今年にかけて、企業の合従連合が活発になり、新しいサービスが次々と発表されています。しかし、サービスやコンテンツ作りにまい進する仕事の現場では、日々登場する新製品や競合サービスのすべてを把握することは難しく、比較しながら概観できる資料が欲しいという声が多くなってきています。この『電子出版ハンドブック2011』は、インプレスR&Dインターネットメディア総合研究所がこれまで発行してきた電子書籍関連の調査報告書の中から、ビジネスの基本となる情報をピックアップし、再編集してまとめたものです。昨年12月に創刊した電子出版イノベーションをテーマにした電子雑誌『OnDeck』の記事や、今回初めて調査した内容も一部付け加えており、この1冊で電子出版ビジネスの全体像を見通せるように構成した。各章の内容は次のとおりです。
≪第1章 電子書店≫
国内の主な電子書籍ストア、電子雑誌ストア、電子取次事業者、米国三大電子書籍ストア、アプリマーケットプレースの概要を紹介しています。
≪第2章 電子書籍ビューアー≫
国内で利用できる電子書籍ビューアー61本の基本機能や対応フォーマットなどを紹介しています。
≪第3章 電子書籍端末≫
Kindleをはじめとする電子書籍/コンテンツリーダー、iPadをはじめとするタブレット端末、iPhoneをはじめとするスマートフォンなど、電子書籍を読むための代表的な端末を紹介しています。
≪第4章 電子出版文書フォーマット≫
EPUBやPDFといった電子文書のフォーマットの代表的なものを紹介しています。
≪第5章 電子出版ソリューション提供企業≫
2010年後半から2011年初頭にかけて発表された報道資料をもとに、電子出版を行ううえで便利なソリューションやBtoB事業をスタートしている企業を紹介しています。
≪第6章 電子書籍市場規模≫
インプレスR&Dが発表している電子書籍の市場規模予測とその内訳を掲載しています。
このほかCD-ROMには、『OnDeck』創刊号から第4号までの記事全文(各号につきEPUB、PDF、MOBIフォーマットの3種類)も収録しています。
このハンドブックは現場で使える手軽な資料として、より多くの方々に読んでいただきたいと考え、これまでの調査報告書に比べ価格を抑えてお届けすることにした。企業の戦略部門のみならず、制作者や技術者の方など、電子出版に携わるすべての皆様にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
はじめに 第1章 電子書店 第2章 電子書籍ビューアー 第3章 電子書籍端末 第4章 電子出版文書フォーマット 第5章 電子出版ソリューション提供企業 第6章 電子書籍市場規模 索引 |