本書の概要
LINEについて、サービス概要や戦略、国際展開などの動向、プラットフォームサービス「LINE Channel」について解説するほか、公式アカウントやスポンサードスタンプといった、企業がLINEを広告・マーケティング利用するための企業プログラムの概要や利用企業の事例を紹介し、LINEの現状を徹底解説する。また、携帯電話・スマホユーザーのLINEの利用状況を調査した「携帯電話ユーザーのLINE利用動向」、実際にLINEを利用しているユーザーがどのように利用しているかを調査した「LINEユーザーの利用概況」、企業の公式アカウントがどのように利用されているかを調査した「LINEユーザーの公式アカウント利用状況」を詳細に調査し、まとめている。
発売中
CD(PDF)版 :68,000円+税
本書の内容
2011年6月に登場したスマートフォン向けの無料通話・無料メッセージアプリ「LINE」。現実の知人同士に特化したクローズドで密なコミュニケーションと、感情を伝えやすい「スタンプ」機能によって急成長を遂げ、2012年10月末時点で、世界で7000万人、国内でも3200万人のユーザーを獲得している。世界でもアジア圏やロシア・東欧を中心に口コミでユーザー数を増やし、2012年下半期にはアメリカ・中国へ展開、年内に1億人ユーザーを目指す。
LINEは2012年6月に、企業がアカウントを解説できる「公式アカウント」や、企業のキャラクターなどをスタンプとして配信する「スポンサードスタンプ」を開始、7月にはサードパーティーが占いやクーポン、ゲームなどのコンテンツを提供できるプラットフォームサービス「LINE Channel」を発表し、急速に企業利用が盛り上がりつつある。
そんなLINEについて、サービス概要や戦略、国際展開などの動向、プラットフォームサービス「LINE Channel」について解説するほか、公式アカウントやスポンサードスタンプといった、企業がLINEを広告・マーケティング利用するための企業プログラムの概要や利用企業の事例を紹介し、LINEの現状を徹底解説する。また、実際のLINEの利用動向を把握するため、携帯電話・スマホユーザーのLINEの利用状況を調査した「携帯電話ユーザーのLINE利用動向」、実際にLINEを利用しているユーザーがどのように利用しているかを調査した「LINEユーザーの利用概況」、企業の公式アカウントがどのように利用されているかを調査した「LINEユーザーの公式アカウント利用状況」を詳細に調査し、まとめている。
LINEを利用した広告・マーケティングを行いたい企業や、LINE上でのサービスを展開したいサービスプロバイダー・コンテンツプロバイダー、LINEの最新動向を把握したい関連プレーヤーにとって必読の一冊。
目次
1.1 NHN Japanの企業概要および、LINEの概要
1.1.1 NHN Japanの企業概要
1.1.2 LINEの概要
1.2 LINEの特徴
1.2.1 感情を伝えるスタンプ機能
1.2.2 SNS機能を強化した「ホーム」、「タイムライン」
1.2.3 コミュニケーションを強化する「グループチャット」、「ふるふる機能」
1.2.4 企業やタレントが情報を発信する「公式アカウント」
1.2.5 LINEユーザー限定「シークレットセール」
1.2.6 連携サービスも順調「LINE Camera」「LINE Card」
1.3 LINEの国際展開
1.3.1 現在の海外展開
1.3.2 今後の国際展開
2.1 プラットフォームサービス「LINE Channel」の概要
2.1.1 LINE上の友人と楽しむことができるアプリやサービスを集約
2.1.2 モバイル決済サービス「LINEコイン」
2.2 「LINE Channel」の提供サービス
2.2.1 ネイティブアプリ形式の「ゲームサービス」
2.2.2 テキスト小説「LINEトークノベル」
2.2.3 200種類以上の鑑定メニュー「LINE占い」
2.2.4 ファミレス、コンビニなどの割引クーポンを提供「LINEクーポン」
2.3 各種サービスの利用企業例
2.3.1 提携企業一覧
2.3.2 今後の展開
3.1 企業向けプログラム
3.1.1 「ブランド・サービス」「テレビ・エンタメ」アカウント
3.1.2 スポンサードスタンプ
3.1.3 コンテンツライセンススタンプ
3.1.4 LINE Cameraスポンサードカメラスタンプ
3.1.5 ビジネスアカウント「LINE@」
3.2 利用企業事例とその効果
3.2.1 日本コカ・コーラ(公式アカウント+スポンサードスタンプ)
3.2.2 日本テレビ放送網(公式アカウント)
3.2.3 日清食品(スポンサードスタンプ)
3.2.4 バスキュール(コンテンツライセンススタンプ)
3.3 今後の動向
3.3.1 中小企業の参入
3.3.2 タイムラインの廃止はあり得るか
3.3.3 「LINEで送る」ボタンの公開決定
4.1 LINEの課題
4.1.1 出会い系ツールとなる危険
4.1.2 個人情報対策
4.1.3 通信事業者のトラフィック問題
4.2 NHN Japanの取り組み
4.3 続出する競合
4.3.1 ヤフーがカカオトークに出資
4.3.2 DeNAのcommはガイドラインの甘さで疑惑の声相次ぐ
4.3.3 他ソーシャルメディアとの時間の取り合い
5.1 調査結果のハイライト
5.1.1 携帯電話ユーザーのLINE利用状況
5.1.2 LINEユーザーの利用概況
5.1.3 LINEユーザーの公式アカウント利用状況
5.2 調査概要
5.2.1 携帯電話ユーザーのLINE利用状況(6章に掲載)
5.2.2 LINEユーザーの利用実態調査(7章、8章に掲載)
6.1 利用状況
6.1.1 携帯電話利用者におけるLINEの利用率
6.2 他のソーシャルメディアとの比較
6.2.1 各ソーシャルメディアの利用率
6.2.2 各ソーシャルメディアの利用目的
7.1 利用概況
7.1.1 利用する理由
7.1.2 利用のきっかけ
7.1.3 サービス全体の利用頻度
7.1.4 利用開始時期
7.1.5 3か月前と比較した利用機会の増減
7.2 利用機能
7.2.1 利用機能・サービス
7.2.2 友だちとの無料通話・トークの利用頻度
7.2.3 スタンプの利用有無
7.2.4 スタンプの送信頻度
7.2.5 スタンプをダウンロードする理由やきっかけ
7.2.6 よく利用しているスタンプの種類数
7.2.7 今後欲しいスタンプ
7.2.8 LINE Cameraの利用有無と用途
7.3 有料コンテンツ利用
7.3.1 これまでのスタンプの購入数
7.4 友だち
7.4.1 友だちの人数
7.4.2 日常的にやりとりしている友だちの種類
7.4.3 経験のある友だちの追加方法
7.4.4 外部の友だち募集サイトの利用有無
7.5 SNS機能の利用
7.5.1 SNS機能の利用頻度
7.6 評価
7.6.1 不満な点
7.7 LINE利用による変化
7.7.1 LINE利用による他のサービスの利用量の変化
8.1 公式アカウントの利用概況
8.1.1 友だちに追加している「ブランド・サービス」の公式アカウント
8.1.2 友だちに追加している「テレビ・エンタメ」の公式アカウント
8.1.3 友だちに追加している「便利/ニュース・ゲーム・公式サービス」の公式アカウント
8.1.4 参考:公式アカウントの登録者数
8.1.5 公式アカウントからのトークを読む量
8.1.6 公式アカウントを友だちに追加している理由
8.1.7 公式アカウントの通知設定状況
8.1.8 公式アカウントへのトーク経験
8.2 公式サービス等の利用
8.2.1 「ブランド・サービス」の公式アカウントから届くクーポン利用の有無
8.2.2 公式アカウントからのトークによって経験のある行動
8.2.3 公式アカウントの友だちからの削除経験
8.2.4 公式アカウントを友だちから削除した理由
8.2.5 ダウンロードしたことのあるスポンサードスタンプ
8.2.6 シークレットセール利用状況
8.2.7 On-Air機能の利用状況
8.2.8 LINE Cameraでの企業スタンプ利用状況
8.2.9 キャンペーンの応募や番組への投稿などのしやすさに関する考え