本書の概要
本調査レポートでは、PC・ケータイ市場へ焦点を当てて、出版社、取次、コンテンツ制作会社、電子書籍販売サイトなど関係者への独自調査から最新動向を明らかにし、今後の展望を分析している。さらにケータイサイト運営事業者とケータイ電子書籍ユーザーに対して定量調査を実施している。
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本書の内容
2009~2010年、グーグルのブック検索問題やアマゾン「キンドル(Kindle)」、アップル「iPad」の発売などの話題により、かつてないほどに電子書籍市場が注目をあつめた。本調査レポートでは、PC・ケータイ市場へ焦点を当てて、出版社、取次、コンテンツ制作会社、電子書籍販売サイトなど関係者への独自調査から最新動向を明らかにし、今後の展望を分析している。さらにケータイサイト運営事業者とケータイ電子書籍ユーザーに対して定量調査を実施している。本調査報告書の具体的な内容としては以下の通りである。
■2009-2014年までの国内電子書籍市場規模を発表
2014年までの電子書籍市場規模推移(2003年電子書籍市場規模を開始)を掲載している。2009年度はPC向け電子書籍市場、ケータイ向け電子書籍市場に加えて、新たなプラットフォーム向け電子書籍市場の3つに分類し、トレンドと今後の見込みを分析している。また、今年度のPC向けおよびケータイ向け電子書籍市場規模に関して、「電子コミック」「小説・文芸」「電子写真集」に分類しそれぞれの市場規模数値(内訳)も掲載している。
■出版社・通信事業者・電子取次・PC/ケータイサイト運営者など30社以上に独自調査
国内出版社、通信事業者など各プレイヤーに対して個票をもとにしたヒアリング調査を実施している。各プレイヤーの動向を明らかにし、今後の展望を分析している。
■ケータイ電子書籍ユーザーおよびケータイ電子書籍サイト運営者の実態を明らかに
ケータイ電子書籍ユーザー調査では、30問以上にわたる設問でユーザーの利用動向を明らかにしている。
主な調査トピックは「ケータイ電子書籍利用率」「スマートフォン入手後のケータイ電子書籍の購入意向」「新しいプラットフォームでの電子書籍の利用意向」など。
ケータイ電子書籍サイト運営者調査では「タイトル数」「タイトル数」「コンテンツの提供を受けている出版社数」「AppStoreへの参入意向」などの設問で定量的に調査している。
■国内オーディオブック市場の現状と動向を独自調査
米国では9億ドルもの市場になるオーディオブックについて、日本国内の主要プレイヤーに独自調査し現状を明らかにしている。
はじめに 第1章 電子書籍ビジネスの最新動向 第2章 ケータイ電子書籍サイトの現状 第3章 PC電子書籍サイトの現状 第4章 電子書籍と出版社 第5章 オーディオブックの動向 第6章 ケータイ電子書籍ユーザー利用実態調査 索引 |