[楽天kobo開始後2か月、Kindle上陸前の日本のストア市場を分析]
本書の概要
本調査レポートでは、こうした時代の変革を市場の動きとしてとらえ、インプレスR&Dが発行する電子出版産業に携わる人向けのEPUBマガジン「OnDeck weekly」の読者を対象に実施した電子書籍ストアの利用率調査をまとめたもので、2012年9月に実施した最新の調査結果に加え、過去2回の調査結果、クロス集計、ストア別の動向など詳細な分析を掲載している。Kindle参入直前の電子書籍ストアの利用実態を確認できる一冊である。
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本書の内容
電子出版ビジネスは、携帯電話(フィーチャーフォン)の時代に花開き、2011年度の市場規模は629億円まで成長。近年はスマートフォンやタブレットといった新端末で新しいビジネスが生まれつつあり、2016年には2000億円市場になると予想されている。その中、電子書籍ストアは、パピレスやイーブックイニシアティブジャパンなどの上場企業に加え、楽天Koboイーブックストア、Reader Store等のメーカー系ストア、Booklive!等の印刷会社系のストアなど多数の企業が事業を展開している。この秋には、Google Books が日本市場で開始、今後AmazonやAppleの外資ストアの参入も予測され、電子書籍ストアの競争は激化することが予想される。
本調査レポートでは、こうした時代の変革を市場の動きとしてとらえ、インプレスR&Dが発行する電子出版産業に携わる人向けのEPUBマガジン「OnDeck weekly」の読者を対象に実施した電子書籍ストアの利用率調査をまとめたもので、2012年9月に実施した最新の調査結果に加え、過去2回の調査結果、クロス集計、ストア別の動向など詳細な分析を掲載している。Kindle参入直前の電子書籍ストアの利用実態を確認できる一冊である。今後も「OnDeck weekly」の読者を対象に継続して調査を行い、「OnDeck調査レポートシリーズ」として、電子出版市場の動きを随時報告する予定である。
第1章 電子書籍ストア利用実態調査結果国内主要電子書籍ストアについて、利用経験を調査。あわせて過去2回実施した利用実態調査も掲載している。
第2章 電子書籍ストア別利用実態調査結果電子書籍ストアごとに、利用者の属性、併用している電子書籍ストア、利用端末などの個別調査結果を掲載しています。電子書籍ストアそれぞれの個性が出ている興味深い調査結果となっている。
第3章 外資系電子書籍ストアの関心度調査調査時点で日本市場に参入していない、Kindle(米Amazon.com)・Apple iBookstore(米Apple)・Google Books(米Google)の3社に対する関心度を調査している。
調査結果の概要は、当社のリリースページをご参照下さい。http://www.impressrd.jp/news/121024/ondeck201209
目次
1.1 調査概要
1.2 調査のハイライト
1.3 電子書籍ストアの利用状況
1.4 コンテンツの閲覧環境
1.5 利用している電子書籍ストア
1.6 利用している電子書籍ストア(利用者限定)
1.7 電子書籍ストアの利用状況推移
2.1 紀伊國屋書店BookWebPlus
2.2 楽天koboイーブックストア
2.3 Reader Store
2.4 honto
2.5 eBookJapan
2.6 BOOK☆WALKER
2.7 BookLive!
2.8 その他の電子書籍ストア
3.1 外資系電子書籍ストアの関心度調査