本書の概要
ウェアラブル市場は、新しい端末が続々と市場投入し、多種多様なサービスが展開され競争は激化しています。本書ではウェアラブル市場概況、企業および個人利用での最新利用動向、製品動向、ユーザーの動向、今後の展望など、ウェアラブル市場の今を多角的に分析しています。ウェアラブル端末メーカーやソフトウェア開発事業者、通信 事業者、その他さまざまなプレイヤーに向けたビジネス戦略のための報告書です。
本書のポイント
- ウェアラブル端末のビジネス利用にフォーカスし、ウェアラブル市場の今を多角的に分析
- 国内外の先進的な30事例を紹介
- スマホユーザーのウェアラブルデバイスの利用実態と非利用者の今後の利用意向を調査
- 47のウェアラブル端末を解説
発売中
CD(PDF)版 :本体価格85,000円+税
ダウンロード版:本体価格85,000円+税
本書の内容
第1章の「市場概況」では、ウェアラブル市場を理解するうえで不可欠な市場の動向、ウェアラブルデバイスの利用用途やプレイヤーを整理した産業構造の分析、最新の企業および消費者の利用動向や今後の展望などを中心に分析。
第2章の「国内・海外企業の動向」では、国内7社および海外23社の動向をまとめ、EPSON や Fitbit などのデバイスメーカー、NTT データなどのソフトウェア開発者などのビジネス事例などを掲載。海外企業が行っているウェアラブルデバイスを利用した新しいビジネスについて解説。
第3章の「ユーザーの利用実態と非利用者の今後の利用意向」では、スマートフォン利用者を対象としたアンケートの調査結果を掲載。調査は、2015年11月~12月にかけて実施しており、ウェアラブルデバイスの利用者と非利用者それぞれに対して利用動向調査しました。利用実態調査は「性年代別」「利用しているデバイス別」に、ウェアラブルデバイスの利用率や利用している機能、利用頻度、決済機能の利用、企業や健康保険組合から配布された時の利用意向など 25 の調査項目を掲載。
第4章の「製品動向」では、ウェアラブルデバイスを 4 分類し、全 47 デバイスの特徴を解説いたしました。
【付録】第3章「ユーザーの利用実態と非利用者の今後の利用意向」に掲載されているグラフの元データをPDF内に収録。
目次
1.1 「ウェアラブル」の定義と歴史
1.1.1 「ウェアラブル」の歴史
1.1.2 ウェアラブルデバイスの定義
1.1.3 ウェアラブルデバイスの分類
1.2 デバイスの普及動向
1.2.1 ウェアラブルデバイスの世界市場規模
1.2.2 Apple Watch登場で盛り上がるスマートウォッチ市場
1.2.3 日本市場の動向
1.3 ウェアラブルビジネスの市場構造
1.3.1 ウェアラブルデバイスの利用用途
1.3.2 ウェアラブルビジネスの構造
1.3.3 ウェアラブルデバイスのプレイヤー
1.4 企業向けビジネスの動向
1.4.1 健保組合、スポーツクラブなどでのB2B2C活用に道筋
1.4.2 スマートグラスもまずは法人市場から
1.4.3 スマートウォッチ業務利用はアプリが鍵
1.4.4 健康増進のさらに先───医療・介護への発展は?
1.5 個人向けビジネスの動向
1.5.1 大本命「Apple Watch」が発売
1.5.2 Android Wear陣営も着実に発展
1.5.3 アクティビティトラッカーが事実上の主役か
1.5.4 個人向けスマートグラスは「スポーツ用」が起爆剤となるか
1.6 今後の展望と課題
1.6.1 飛躍は2017年
1.6.2 決済端末としての可能性
1.6.3 IoTの進展がウェアラブルに与える影響
1.6.4 「Apple Watch」の次の一手は?
1.6.5 サードパーティアプリの熟成
1.6.6 Apple WatchでもAndroid Wearでも利用できるアプリ
1.6.7 使い勝手の更なる向上
1.6.8 認知度向上に向けて
1.6.9 利用者のプライバシー保護
2.1 国内のウェアラブルビジネス事例
2.1.1 セイコーエプソン
2.1.2 Fitbit
2.1.3 NTTドコモ
2.1.4 SONY
2.1.5 エヌ・ティ・ティ・データ
2.1.6 エムティーアイ
2.1.7 JINS
2.2 海外の先進的なウェアラブル事例
2.2.1 NYMI
2.2.2 Uno Noteband
2.2.3 Pivotal Living Band
2.2.4 Ritot
2.2.5 Cicret Bracelet
2.2.6 Sensoria Fitness Socks Bundle
2.2.7 Stridalyzer
2.2.8 Gaiteye
2.2.9 Boogio
2.2.10 ATLAS WRISTBAND
2.2.11 MOOV NOW
2.2.12 OWLET
2.2.13 Sproutling
2.2.14 WhistleGPS
2.2.15 FitBark
2.2.16 Tagg
2.2.17 Connected Collar
2.2.18 CUR
2.2.19 Dialog
2.2.20 BioStamp
2.2.21 Lechal
2.2.22 Metaglass
2.2.23 Zenobase
3.1 調査概要
3.1.1 調査概要
3.2 留意事項
3.2.1 集計方法について
3.2.2 誤差について
3.3 回答者のプロフィール
3.3.1 認知及び利用率調査
3.3.2 非利用者の意向調査
3.3.3 利用経験者の実態調査
3.4 認知度と利用状況
3.4.1 認知度
3.4.2 利用率
3.4.3 利用しているウェアラブルデバイスのタイプ
3.4.4 知っているウェアラブルデバイス
3.4.5 利用経験者のプロフィール
3.5 利用経験者の利用実態
3.5.1 利用目的
3.5.2 利用機能
3.5.3 リストバンド型(スマートバンド)のディスプレイの有無
3.5.4 購入場所
3.5.5 利用頻度
3.5.6 利用頻度の変化
3.6 利用経験者の評価
3.6.1 満足度
3.6.2 不満な点
3.6.3 利用経験者の再購入意向
3.7 今後の意向
3.7.1 利用経験者の利用していないタイプの端末に対する興味関心
3.7.2 非利用者のウェアラブルデバイスに対する興味関心
3.7.3 利用したくない理由
3.7.4 利用したい目的
3.7.5 決済機能の利用意向
3.7.6 送信したくないデータ
3.7.7 勤務先や健康保険組合から支給されるとした場合の利用意向
3.7.8 勤務先や健康保険組合から支給されるとした場合に送信したくないデータ
4.1 アクティビティトラッカー
4.1.1 リストバンド型
4.1.2 スポーツウォッチ
4.1.3 その他
4.2 スマートウォッチ
4.3 スマートグラス
4.4 その他
調査概要
利用率調査
- 目的:一般的なスマートフォンユーザーを対象に、ウェアラブルデバイスの認知度と利用率を調査するため
- 調査対象:スマートアンサーの保有するアンケートパネルから条件抽出
- 有効回答数:16,468サンプル
- 調査対象:スマートフォンでインターネットを利用している13歳以上の個人
- 調査手法:Webアンケート
- 調査期間:2015年11月26日(木)~11月30日(月)
- 調査企画:株式会社インプレス インプレス総合研究所
非利用者の利用意向調査
- 目的:ウェアラブルデバイスを認知しているが利用していない人を対象に、今後の利用意向を把握する
- 調査対象:上記利用率調査の回答者のうち、ウェアラブルデバイスを認知しているが利用経験がない人
- 有効回答数:444サンプル
- 調査手法:対象者にメールを送付し、Web上のアンケートフォームへ誘導
- 調査期間:2015年11月30日(月)~12月1日(火)
利用経験者の実態調査
- 目的:ウェアラブルデバイスの利用経験者を対象に、利用実態の詳細を把握する
- 調査対象:上記利用率調査の回答者のうち、ウェアラブルデバイスを利用した経験のある人
- 有効回答数:455サンプル
- 調査手法:対象者にメールを送付し、Web上のアンケートフォームへ誘導
- 調査期間:2015年11月30日(月)~12月2日(水)