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5Gを実現する最新モバイルネットワーク技術2019

[大量IoT接続/超高速通信/超低遅延がビジネスモデルを変える]

本書の概要

いよいよ5G時代の到来です。米国ベライゾン、韓国SK Telecom、LGU+、KTの3社、さらに米国AT&Tはすでに5G商用サービスを開始しています。一般ユーザーがスマートフォンなどによって利用できる本格的な5G商用サービスは、2019年春からの予定です。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルネットワークの4社も、それぞれ2020年に照準を合わせて商用サービスを開始します。本書は、MWC 2018における5Gの技術・市場トレンドやビジネスモデルなどをベースに、その後の3GPPサミットやCES 2019などの情報も加えて整理し、まとめた一冊です。

本書のポイント

  • 5Gの技術・市場トレンド、ビジネスモデルをまとめた一冊!

発売中

執筆者

奥瀬 俊哉(おくせ としや) 株式会社セカンドフェイズ

奥瀬 俊哉(おくせ としや) 株式会社セカンドフェイズ

杉沼 浩司(すぎぬま こうじ) 日本大学生産工学部 講師(非常勤)・映像新聞 論説委員

杉沼 浩司(すぎぬま こうじ) 日本大学生産工学部 講師(非常勤)・映像新聞 論説委員

インプレスSmartGridニューズレター編集部

インプレスSmartGridニューズレター編集部
発行所
株式会社インプレス
判型
A4版
ページ数
248P
発行日
2019/02/20
価格
CD(PDF)版 85,000円(税別)
CD(PDF)+冊子版 95,000円(税別)
カテゴリー
通信規格/技術
5G
ISBN
9784295005421
商品コード
500542

目次

第1章 迫り来る5G(第5世代)時代と新たな通信への期待 =世界の5G商用サービスと3GPP標準仕様の最新動向=

1.1 世界の5G商用サービスの最新動向
 1.1.1 ベライゾンが世界初の5G商用サービスを米国4都市でスタート
 〔1〕最初の5GサービスはFWA(固定無線サービス)
 〔2〕2019年前半に最初の商用5Gスマートフォンを投入
 1.1.2 米国ベライゾンに続いて開始される商用サービス
 1.1.3 2019〜2020年に商用サービスを提供する通信事業者
1.2 日本の通信事業者の5G商用サービスの動向
 1.2.1 NTTドコモの5G展開
 1.2.2 KDDIの5G展開
 1.2.3 ソフトバンクの5G展開
 1.2.4 楽天モバイルネットワークの5G
 1.2.5 総務省が5Gの周波数割当方針を発表
 〔1〕日本は3.7GHz/4.5GHz帯と28GHz帯を割当へ
 〔2〕周波数割当の審査方法
 1.2.6 2019年世界無線通信会議(WRC-19)での5G周波数割当の審議
1.3 3GPPで「5G NR」の2つの標準仕様:NSAとSAが完成
 1.3.1 5Gの新無線インタフェース規格「5G NR」が完了へ
 〔1〕移動通信システムの進化(第1世代〜第5世代)
 〔2〕5Gの新無線インタフェース「5G NR(New Radio)」の完成
 1.3.2 IMT-2020(5G)勧告は2020年に策定
 1.3.3 5G NRの2つの標準仕様:NSAとSA
1.4 5Gの全体像
 1.4.1 5Gの決め方
 〔1〕4Gの次世代版「5G」
 〔2〕IMT-2020に準拠した5G規格
 1.4.2 3GPPにおける5G規格化作業
1.5 5Gで実現するサービス
 1.5.1 固定系(FWA)にも利用
 1.5.2 5Gの本格的な産業利用は2022頃から
 1.5.3 5Gの自動車向け通信
 〔1〕急浮上したC-V2X
 〔2〕3GPPで規格化されたC-V2X
 〔3〕C-V2Xの基本は機器間の直接通信
 〔4〕3GPPで5GによるV2X方式「NR-V2X」を検討
 〔5〕C-V2Xのアプリケーション
1.6 5Gのための機材・設備
 1.6.1 5Gで使用される周波数:サブ6GHz帯とミリ波帯
 1.6.2 5Gの無線基地局の設備
 1.6.3 5Gのコアネットワーク設備
 1.6.4 5Gの携帯機
 〔1〕サブ6GHz帯の部品
 〔2〕ミリ波帯用の部品
1.7 5Gにおける新しいサービスの形
 1.7.1 エッジでのサービス(エッジコンピューティング)
 1.7.2 スライシング(ネットワークスライシング)
1.8 IoTは5Gが推進
 1.8.1 5Gがベストマッチ
 

第2章 5G時代における世界のモバイル市場動向 =モバイル業界(GSMA)もSDGsへの取り組みをアピール=

2.1 5G時代:GSMAがモバイル業界のSDGsの実現に向けたアピール
 2.1.1 5Gフェーズ1の完了とGSMAの取り組み
 2.1.2 5GがSDGsに与える貢献をキャラクタで表現
 〔1〕COP24でパリ協定の実施ルールが合意へ
 〔2〕IPCC特別報告書:各国はCO2削減目標を引き上げる必要がある
 2.1.3 GSMAはSDGsを全面的に推進
 〔1〕2018年SDGsレポートも発行へ
 〔2〕MWC 2018でSDGsを全面的にキャンペーン
 〔3〕SDGsが国連で採択された背景
2.2 2025年を展望したモバイル業界の市場動向
 2.2.1 2025年に全世界60億加入者数のうち12億人が5G接続へ
 2.2.2 世界の上位10カ国のモバイル普及率:トップはロシア
 2.2.3 モバイルインターネット:デジタル時代に急増するスマートフォンの大市場
 2.2.4 2019年市場は4Gがリードし、5Gは実証から商業化へ
 〔1〕2025年までは4Gが牽引
 〔2〕5Gの標準化と周波数帯
 〔3〕5Gサービスの主要な市場と世代別シェア
 2.2.5 IoT接続の規模は、2025年までに250億に拡大へ
 〔1〕2023年に民生用市場と産業用市場が逆転
 〔2〕セルラーIoTを実現するLTE-MとNB-IoT
2.3 世界のIoT接続数と各地域別の市場の発展
 2.3.1 ユースケースに最適な多様な接続技術
 2.3.2 業種別のユースケースの拡大
2.4 モバイル産業のSDGs(持続可能な開発目標)への影響の拡大
 2.4.1 モバイル事業者の貢献
 〔1〕より良いネットワークを構築したこと
 〔2〕より多くの接続性を実現したこと
 〔3〕モバイルでより多くのことをできるようにしたこと
2.5 今後の課題:主要課題とイニシアチブ
 2.5.1 モバイル業界のSDGsへのインパクト
 2.5.2 IoTによる新しいソリューションの拡大
 〔1〕SDGsの達成を支援するGSMAの取り組み
 〔2〕SDGsを達成のためのフレームワーク
2.6 主なイノベーションの分野:IoT、AR/VR、ネットワークとAI
 2.6.1 ユーザーインタフェースとして音声が「復活」
 2.6.2 RCS:次世代SMSサービスが急増

第3章 3GPPにおける5Gの標準化とシステムの現状 =初めて実現した世界統一の移動通信方式=

3.1 3GPPにおける5G規格策定の現状
 3.1.1 プレ5G時代
 3.1.2 3GPPでの5G規格仕様
 〔1〕5Gが目指す3つのシナリオ(eMBB、mMTC、URLLC)
 〔2〕新しい無線方式(NR:New Radio)とコアネットワーク
 〔3〕5Gの規格策定作業を前倒しへ
 3.1.3 無線区間(RAN:無線アクセスネットワーク)
 〔1〕5G NR(ノンスタンドアロン運用)
 〔2〕5Gサービス:サブ6GHz帯から
 〔3〕アンテナ技術の高度化:Massive MIMOの導入
 3.1.4 5Gのコアネットワーク
 〔1〕5Gコアネットワークのアーキテクチャ
 〔2〕ネットワーク仮想化とネットワークスライスの導入
3.2 システムの現状
 3.2.1 5Gシステムの完成に必要なもの
 〔1〕5Gシステムに必要なハードウェア
 3.2.2 5Gサービスに向けた無線通信ネットワーク
 〔1〕無線区間側
 〔2〕コアネットワーク側
 3.2.3 5G向けモバイル機器
 〔1〕中核となる5G用半導体の開発
 〔2〕アンテナやアンプを一体化した5G用の無線モジュール

第4章 5G用半導体と端末装置の最新動向 =CES 2019で5Gスマートフォンのリファレンスデザインが登場=

4.1 5G向け半導体の状況
 4.1.1 アナログ半導体
 4.1.2 5Gの無線送受信部
 〔1〕5G向け最新の無線モジュールが登場
 〔2〕クアルコムとインテルの5G用無線モジュール
 4.1.3 5G用のデジタル半導体
 〔1〕半導体の線幅縮小による密度向上
 〔2〕5G用モデム:先行するクアルコムとインテル
 〔3〕携帯機用SoC:クアルコム、メディアテック、サムスン、アップルの動向
4.2 5G携帯機の状況
 4.2.1 LTEモデムと5Gモデムの違い
 4.2.2 最初の5Gスマートフォンは、2019年前半に登場
 4.2.3 5G携帯機の機能
 4.2.4 5G携帯機用ディスプレイ
 4.2.5 5Gの通信速度:詳細なシミュレーションを実施
 〔1〕A:ドイツ・フランクフルト市でのSub-6GHz運用シミュレーション条件
 〔2〕B:米国サンフランシスコ市でのミリ波運用シミュレーション条件
 〔3〕共通条件
 〔4〕Aの結果:Sub-6GHz結果例
 〔5〕Bの結果:ミリ波結果例
 4.2.6 5G関連製品の商品化
 〔1〕商品化の「お手本」:Reference Design(参照設計)を用意
 〔2〕5Gの市場を広げる「Reference Design(参照設計)」
 〔3〕MWC 2018に出展された5Gの試作機
 〔4〕CES 2019に登場した5Gスマートフォンのリファレンスデザイン

第5章 5Gと新しい「スライシング」の展開 =ビジネスを変えるNFVやエッジコンピューティングの活躍=

5.1 スライスという新概
 5.1.1 ネットワーク利用者が必要な機能を選んで取り出して利用できる
 5.1.2 通信事業者から需要家(利用者)が直接ネットワークを「買う」ことも可能
5.2 スライスとは何か
 5.2.1 スライスの定義
 5.2.2 スライスのイメージ
 5.2.3 スライスはネットワークの「仕様書」
 5.2.4 スライスの処理
 5.2.5 スライスの概念の導入と通信事業者
5.3 スライスを作り出す:利用例
 5.3.1 <スライス利用例1>保険会社がネットワークを買い切る事例
 5.3.2 <スライス利用例2>工事現場用のクラウドサービスの例
5.4 スライシングが商品化の鍵
 5.4.1 進化していくスライシングのサービス
 5.4.2 同じIPアドレスの端末から複数のスライスを並行して利用可能
5.5 NFVとの組み合わせ
 5.5.1 NFVとは何か
 5.5.2 NFVで真の分散処理を実現
 〔1〕NFV利用は、まず基地局から
 〔2〕住宅街担当の基地局Aとビジネス街担当の基地局Bの連携
 〔3〕ETSIでNFV用のハードウェア仕様を規格化
5.6 エッジコンピューティングが新サービスを拓く
 5.6.1 エッジコンピューティングとは
 〔1〕5Gにおけるエッジコンピューティングの仕組み
 5.6.2 5Gネットワークにおけるエッジの位置
 5.6.3 エッジでアプリを実行も
 〔1〕多階層データセンターとエッジ
 〔2〕エッジコンピューティングはスライスの処理から
 〔3〕従来の基地局はデータセンターへ変身

第6章 MWC 2018の各社ブースに見る5G/IoT(LPWA)の最新動向 =5G時代の多彩なアプリケーション例=

6.1 インダストリー4.0の利用も期待される5G
 6.1.1 ファーウェイのワイヤレスXラボ
 〔1〕高度なコネクティビティ
 〔2〕エンド・ツー・エンドのクラウド・アーキテクチャ
 〔3〕多様なアプリケーションを支えるPaaSプラットフォーム
 6.1.2 デンソーウェーブ
 〔1〕本質安全
 〔2〕機能安全
 6.1.3 EHang(イーハン)
6.2 IoT向けのLPWA:NB-IoT
 6.2.1 2023年に300億デバイスが接続
 6.2.2 日本市場:2つのタイプのLPWAを提供
6.3 NB-IoTを導入した製品動向
 6.3.1 ファーウェイ(HUAWEI)
 6.3.2 エリクソン(Ericsson)
6.4 日本におけるLPWAサービスの動向
 6.4.1 ソフトバンクのLPWA:NB-IoTとCat.M1(LTE-M)のサービスを開始
 〔1〕日本で初めてNB-IoTの商用サービスを開始
 〔2〕「IoT料金プラン」の概要(NB-IoTおよびLTE-M共通)
 6.4.2 NB-IoTを利用した水道メーター向け無線自動検針システム
 〔1〕愛知時計電機とソフトバンクの取り組み
 〔2〕愛知時計電機の光ピックアップ方式の水道メーターの特長
 〔3〕東京国際フォーラムのボトルディスペンサー式水飲栓
 6.4.3 KDDIのLPWA:IoTコネクトLPWA(LTE-M)のサービスを開始
 〔1〕KDDIのIoTコネクトTE-Mの特徴
 〔2〕LPWAに対応したIoT通信モジュール
 〔3〕LTE-Mサービスの概要と特長
 〔4〕KDDI IoTコネクトLPWA(LTE-M)の料金プラン
 〔5〕回線管理機能
 〔6〕想定されるユースケース例
 6.4.4 920MHz帯を使用する「Sigfox」の事例
 6.4.5 NTTドコモ:IoT拡大に向けてLTE-M(LPWA)商用サービスを開始
 〔1〕「LTE-M」の特長とシステム構成例
 〔2〕対応料金プラン:IoTプランとIoTプランHS
 〔3〕ドコモのLPWA通信の全体像
 〔4〕省電力技術:eDRX
 〔5〕NTTドコモのLPWA実証例
 〔6〕全国で家電1,000台規模のLPWAネットワークの実証へ
 〔7〕パナソニックと東電タウンプランニングの実証
6.5 IoTをキーワードにした日本での市場展望
 6.5.1 IoTでの勝ち組になるための日本が抱える課題
 6.5.2 IoTビジネスにおける今後の方向性
6.6 MWC 2018に見るIoTビジネスの考察
 6.6.1 ノキアのSleep Sensing & Home Automation Pad
 〔1〕ヘルスケアのIoT対応製品の展示
 〔2〕Nokia Sleepセンサー& Health Mateアプリ
 〔3〕Nokia Sleepの主な特長
 6.6.2 エリクソンが「ホットな10大の消費者動向2018」を発表
 〔1〕5G/IoTの商用サービス以後の消費者のトレンド
 〔2〕「10個のホットな消費者動向2018」の内容
6.7 通信事業者が取り組むドローンビジネス
 6.7.1 NTTドコモのドローンプラットフォーム「docomo sky」
 〔1〕ドローンプラットフォーム「docomo sky」(ドコモスカイ)
 〔2〕プラットフォームを構成する4要素の機能
 〔3〕ドローンプラットフォームdocomo skyの導入事例
 6.7.2 世界初の複数(4機)のドローンによる広域警備の実証
 〔1〕ドローン専用基盤「スマートドローンプラットフォーム」
 〔2〕4G LTEで自律飛行する複数ドローンの実証実験の概要
 〔3〕4G LTEで自律飛行する複数ドローンの実証実験の内容
6.8 スマート農業の実現
 6.8.1 PSソリューションズのe-kakashi
 〔1〕AIとCPSを実装したIoTソリューション「e-kakashi」(イーカカシ)
 〔2〕第2世代「e-kakashi」の特長
 6.8.2 ボッシュ(BOSCH)のスマート農業ソリューション
 〔1〕ハウス栽培トマト向け病害予測システム「Plantect」
 〔2〕Plantectの特長①:AIを使ったクラウドベースのデータ解析により92%の病害予測を実現
 〔3〕Plantectの特長②:大規模な投資、施工を必要としないユーザー体験で、小・中規模農家も導入しやすい
 〔4〕IoTを活用した事業領域の拡大
 6.8.3 ノキアと丸紅のIoTビジネス
 6.8.4 スマートホームやスマートタウンに向けたIoTビジネス
6.9 MWC 2018における5Gをキーワードにした日本のブース
 6.9.1 NTTグループ
 〔1〕B2B2Xのビジネスモデル
 〔2〕NTTドコモの5G関連の展示内容
 6.9.2 NTTドコモ
 〔1〕5Gロボットによるリアルタイム書道のデモ
 〔2〕交通における5G:ニューコンセプトカート「SC-1」展示
 〔3〕5Gでスポーツ・エンターテインメント「ジオスタ」
 6.9.3 NTTコミュニケーションズ
 〔1〕NTTコミュニケーションズのSD-WAN
 6.9.4 NEC
 〔1〕NECの展示コーナのテーマ
 〔2〕NECの5Gの技術的特徴
 〔3〕5G環境で実現できるサービス
 〔4〕実証実験①:KDDI、大林組、NECにおける4K3Dモニターを活用した建機の遠隔施工
 〔5〕実証実験②:総合警備保障、NEC、NTTドコモ 5Gを活用した高度な警備サービスの実現に向けた実証実験
 6.9.5 富士通
 〔1〕量子コンピューティング
 〔2〕富士通研究所が開発をしたデジタルアニーラの技術
 〔3〕富士通研究所のデジタルアニーラによる効果
 〔4〕ブロックチェーン機能を拡張した「富士通VPX」

第7章 5Gに関する標準化組織・コンソーシアム =ITU-R/3GPPからGSMA、OSA/xRAN、LPWAまで=

7.1 5Gに関連する標準化関連団体:ITU-R、3GPP
 7.1.1 ITU-R/WP 5D:5Gの勧告(標準)策定
 7.1.2 3GPP:5G標準技術仕様を策定
7.2 GSMA(GSM協会):世界最大の携帯通信事業者の業界団体
 7.2.1 5G(第5世代)に向けた取り組み
 〔1〕GSMAのワーキンググループ
 〔2〕GSMAインテリジェンス
 〔3〕IoT向けセルラーLPWA:LTE-M、NB-IoT商用サービスの動向
 〔4〕LTE-M Task ForceとNB-IoT Forum
 〔5〕世界のセルラーLPWAの普及状況:LTE-Mが23カ所、NB-IoTが59カ所
 7.2.2 主要国・地域の5G推進団体
 〔1〕欧州:5GPP/5G-IA
 〔2〕米国:5G Americas
 〔3〕中国:IMT-2020 PG
 〔4〕日本:5GMF
 7.2.3 5G実現に向けた世界の多彩な「コンソーシアム」
7.3 OSAアライアンス(Open Air Interface Software Alliance)
 7.3.1 OSAアライアンスの目的
 7.3.2 OSAアライアンスへの参加メンバー
7.4 OpenStackコミュニティ
7.5 xRANフォーラム
7.6 Open ROADMMSA
7.7 ONAPプロジェクト
 7.7.1 ONAPは新しいLinux Foundationプロジェクト
7.8 5G時代を見据えた自動車関係のコンソーシアム
 7.8.1 AECC:コネクテッドカー実現に向けたコンソーシアム
 〔1〕期待されるエッジコンピューティング
 〔2〕インテルが5Gテクノロジーを提供
 〔3〕AECCが2025年までのロードマップを発表
 7.8.2 5GAA:通信業界と自動車産業によるコンソーシアム
 〔1〕5Gを利用してセルラーV2Xを実現
 〔2〕5GAAが使用するC-V2X技術
 〔3〕5GAAが当面は4G LTEを活用する理由
7.9 5G時代の非セルラーLPWA関連のアライアンスの最新動向
 7.9.1 Sigfox:1国1事業者と契約するビジネスモデル
 〔1〕全世界の53カ国・地域、10億人をカバー
 〔2〕Sigfox社のビジネスモデル
 〔3〕2019年夏には97%までサービスエリアを拡大
 〔4〕スカパーJSAT(衛星通信回線)との相互接続に成功
 7.9.2 LoRaアライアンス:オープンなLPWAを推進
 〔1〕世界の51カ国の100の通信事業者がサービスを提供
 〔2〕「LoRa」と「LoRaWAN」
 〔3〕日本LoRaアライアンス普及開発推進協会の設立
 7.9.3 ZETAアライアンス:アジア地域のLPWA標準へ
 〔1〕日本が最初となったZETAアライアンス
 〔2〕日本に続いて中国にもZETAアライアンスを設立
 〔3〕ZETAによるIoTネットワーク構成と機器
 〔4〕ZETAの伝送速度/通信距離
 7.9.4 IEEE 802.11ah(Wi-Fi HaLow):Wi-FiファミリーのLPWA
 〔1〕IEEE 802.11ah
 〔2〕IEEE 802.11ahの特徴
 〔3〕日本で802.11ah推進協議会が発足
 〔4〕IEEE 802.15.4g(SUN)とIEEE 802.11ah(HaLow)の違い
 7.9.5 ソニーのLPWA「ELTRES(エルトレス)」
 〔1〕国際標準となった「ELTRES」
 〔2〕ELTRESの特徴
 〔3〕ELTRESの主な仕様
 〔4〕商用通信サービス提供に向けて3社が共同事業を

著者紹介

奥瀬 俊哉(おくせ としや) 株式会社セカンドフェイズ

執筆者名
奥瀬 俊哉(おくせ としや) 株式会社セカンドフェイズ

1986年~ 富士通株式会社にてISDN-TAやISDN通信カード、パソコンLAN(IEEE 802.3)向けの通信カード、通信モジュールの商品企画、営業技術を担当(USB、IEEE 1394、Bluetoothも担当)。
1999年~ 株式会社ACCESSにてNTT L モード端末向けブラウザの商品企画、事業推進を担当。自動車メーカー向けの車載端末用ブラウザの商品企画および事業推進を担当。
2008年~ 株式会社メイクウェーブ・ジャパンを設立し、代表取締役に就任。OSGi、TR-069などのソフトウェアライセンスやHomeICTのシステム構築を含めた事業開発を担当。2010年12月に同社を解散、その後、2011年からフリーランスでエネルギービジネスやIoTビジネスに必要な要素技術や事業開発のプロジェクトを担当。
2016年~ 株式会社セカンドフェイズにてHEMS、BEMS、CEMSに必要なサービスゲートウェイとプラットフォームの事業開発を行う。現在、同社にてVPPやIoTやシェアリングに必要なプラットフォームとセルラーLPWAを含めた通信モジュールやサービスゲートウェイの事業開発を継続している。
著書に、『世界のスマートメーター/AMIとデマンドレスポンス最新動向2012』(共著、インプレスR&D、2012年8月)、『事業化フェーズに突入したHEMS/BEMS/MEMS 最新技術動向2014』(共著、インプレスR&D、2014年2月)など。

杉沼 浩司(すぎぬま こうじ) 日本大学生産工学部 講師(非常勤)・映像新聞 論説委員

執筆者名
杉沼 浩司(すぎぬま こうじ) 日本大学生産工学部 講師(非常勤)・映像新聞 論説委員

1985年 CG プロダクションであるアニメーションKABを設立
1987年 電気通信大学大学院計算機科学専攻修士課程修了
1998年 カリフォルニア大学アーバイン校博士課程修了(Ph.D. in Electrical and Computer Engineering)
1998~2009年 ソニー(株)にて画像圧縮、衛星通信、知的情報システム、テレビ用半導体などの研究開発を担当。
2009 ~現在 映像新聞論説委員
2011年~現在 日本大学生産工学部講師(非常勤)・同校自動車工学リサーチセンター客員研究員。計算機アーキテクチャと通信を主たる研究領域とし、自動運転、ドローン自動操縦などに研究領域を拡げている。
著書に『移動体通信』(日本経済新聞社、1996年)、『よくわかる最新移動体通信の基本と仕組み』(編著、秀和システムズ、2001年)、『テクノロジー・ロードマップ全産業編』(日経BP社)など。登録済特許14件。

インプレスSmartGridニューズレター編集部

執筆者名
インプレスSmartGridニューズレター編集部

電力産業やICT 産業のみならず、家電産業、半導体産業、住宅・建築産業、自動車産業など複数分野にまたがって発展している「スマートグリッド」に関する最先端の情報を定期的に提供する、日本初の「インプレスSmartGrid ニューズレター」を2012 年10 月に創刊。主に企業や組織の(1)マーケティング部門(市場動向分野)、(2)戦略部門(ビジネス動向分野)、(3)研究開発部門(技術・標準化動向分野)の方々を読者対象とし、冊子版と電子版の両方を月刊で発行する。本誌と連動したWebサイト「インプレスSmartGrid フォーラム」も運営し、企業や組織を超えた共通の「場」を提供するメディアとなるよう活動を行っている。

◎ インプレスSmartGrid フォーラム
https://sgforum.impress.co.jp/