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電子書籍ビジネス調査報告書2026

本書の概要

紙の出版が約50年ぶりに1兆円を割り込むなど減少が続く中、本書『電子書籍ビジネス調査報告書2026』は、激変する市場の最新トレンドと未来予測を多角的に分析したリサーチレポートです。
成熟期に入り伸び悩む電子書籍市場において、各事業者が模索する「IPの多角化」や「海外展開」などの新たな生存戦略を詳解。Webtoonやオーディオブック、生成AIの影響といった最新潮流に加え、新指標による市場規模の推計や、約1万人を対象とした大規模なユーザー利用実態調査も収録。業界の次なる一手を示す強力な羅針盤となる一冊です。

本書のポイント

  • 2025年度の電子書籍市場規模を発表
  • 新たにデジタルパブリッシング・コンテンツ市場規模(暫定試算)を算出
  • 多数の業界有識者により多方面から詳説
  • IP展開、海外展開、AI活用等の最新動向を詳しく解説
  • 1万人を対象とした利用率調査を実施、電子書籍利用者約3500人への調査を実施(うち有料電子書籍利用者約1500人)
     

予約受付中

執筆者
飯⽥⼀史(著) , 池上真之(著) , 落合早苗(著) , 菊池健(著) , 鷹野凌(著) , 芳賀佑介(著) , 平柳⻯樹(著) , 真柴涼(著) , インプレス総合研究所(著)
発行所
株式会社インプレス
判型
A4版
ページ数
416P
発行日
2026/07/28
価格
CD(PDF)+冊子版 107,800円
 (本体 98,000円+税10%)
CD(PDF)版 96,800円
 (本体 88,000円+税10%)
ダウンロード版 96,800円
 (本体 88,000円+税10%)
カテゴリー
電子書籍
デジタルコンテンツ
電子出版
ISBN
9784295024996
商品コード
502499

本書の内容

紙の出版が約50年ぶりに1兆円を割り込むなど減少が続く中、拡大を続けてきた電子書籍市場の伸び率も鈍化しており、出版市場は大きな転換期を迎えています。市場は単なる「量」の拡大から「質」の転換を迫られており、各事業者はこれまでのビジネスモデルからの脱却と新たな生存戦略を模索しています。今や紙・電子にかかわらず、単に「本を作って売る」という従来のモデルから、「IP(知的財産)を多角的に活用する」ビジネスへの構造転換、さらには海外展開に活路を見出そうとする動きが加速しています。本書は、こうした激変する市場の最新トレンドと未来予測を多角的な視点から鮮明に描き出した、コンテンツビジネス関係者必携のリサーチレポートです。

本年度版では「デジタルパブリッシング・コンテンツ市場規模(暫定試算)」という新たな指標を創出し、従来のBtoC市場に加え、オーディオブック等のデジタルコンテンツや電子図書館といったBtoB市場、さらには個人・クリエイターの作品、ファンコミュニティにおける制作支援といったCtoCまでを分析します。さらに、ストアやアプリ、出版社をはじめ、急速に台頭するコンテンツプロバイダーや制作スタジオ、図書館事業者、オーディオブック事業者、ソリューション提供事業者など、関連するあらゆる事業者の動向と戦略を詳解します。

ビジネストレンドの解説においては、質へ転換した縦スクロールマンガの生存戦略や、海外流通網の自前化(垂直統合)、金融資本の参入が進むIP戦略を分析しているほか、TL・BLの躍進、新人賞から「IP開発システム」へ役割が変化するクリエイター獲得競争、VTuber等を活用した新マーケティングなど、最前線のトレンドを網羅して今後の展望を総括します。

また、現代の最重要課題である社会制度とテクノロジーの融合についても深く掘り下げ、生成AIの台頭に伴う著作権訴訟やAI翻訳によるサイマル展開の影響を検証しています。文化庁のAI指針、スマホ新法等の法整備による影響、被害が拡大する海賊版の国際的摘発動向、読書バリアフリー法や欧州アクセシビリティ法(EAA)への対応など、ルールづくりの最新動向をまとめます。

グローバル視点では、日本発IPの海外展開と海外市場の動向に焦点を当て、日本資本による海外出版社の買収や欧米グループのマンガ事業への本格参入を解説します。また、コロナバブルの収縮と紙マンガの再評価が進む韓国、デジタル・オーディオが牽引する米国など、海外市場の最新トレンドをレポートします。

そして、豊富な定量データに基づいた大規模なユーザー利用実態調査を収録。利用頻度、購入ジャンルや金額、サービス選択の理由から、AI生成コンテンツに対するユーザーのリアルな意識までを詳細に分析します。

本書では多様な専門家が各分野を詳説しており、変化の激しいエンタメ・出版業界において次なるビジネスの一手を導き出すための強力な羅針盤となる一冊です。

調査概要

第1章 電子書籍の市場規模
1.1 電子書籍ビジネスの定義
1.2 電子書籍ビジネスの沿革
1.3 電子書籍市場規模の推移
1.4 デジタルパブリッシング・コンテンツ市場    
 

第2章 事業者の動向 
2.1 電子書籍ストア・アプリ
2.2 出版社
2.3 コンテンツプロバイダーと制作スタジオ
2.4 取次事業者の動向
2.5 ソリューション提供
2.6 各社の海外展開
2.7 電子図書館サービスの動向
2.8 オーディオブックの動向
 

第3章 ビジネストレンド 
3.1 縦スクロールマンガの現在地―プラットフォームとスタジオの生存戦略―
3.2 IP(知的財産)戦略
3.3 ガラパゴスな生態系が示すIP創出の新潮流
3.4 新人発掘の構造変化 IP創出時代のクリエイター獲得競争
3.5 テキスト系UGCプラットフォーム、ウェブ小説投稿サイト
3.6 その他のデジタルパブリッシング/IP展開
3.7 成熟期における新しいマーケティング手法
3.8 総括
 

第4章 社会制度とテクノロジー 
4.1 生成AIと出版ビジネス
4.2 国の施策と法制度
4.3 アクセシブルな読書環境の整備
4.4 海賊版対策
4.5 AI翻訳等の技術支援:サイマル展開に向けた技術と摩擦
 

第5章 海外動向 
5.1 海外マンガ市場の動向
5.2 米国電子書籍市場動向
 

第6章 モバイルユーザーの電子書籍利用実態 
6.1 調査概要
6.2 留意事項
6.3 回答者のプロフィール
6.4 モバイルユーザーの電子書籍利用状況
6.5 電子書籍者の利用実態